リンク
カテゴリ
Diary DD&DS USA Japan Bangladesh Outside the Country Language Learning Lessons Crafts, etc. Nature Movie/TV Books CD/Music Art (General) Baby Products etc. Experimental Cooking The Baby Is Coming! The Baby Is Coming2 Other Memories Memo About the Weblog タグ
USA
English
Religion
Cultures
Books
My Family
Japan
JOCV
Movie/TV
ESOL/ESL
Bangladesh
Spanish
Dreams
Europe
Travels
CD/Music
Vietnam
India
Thailand
Australia
最新のトラックバック
以前の記事
検索
その他のジャンル
ブログパーツ
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
2009年 12月 02日
1.基準は300万人
"Intervention"と"Hoarders"はいずれもA&Eというチャンネルで制作・放送されている1時間枠のドキュメンタリー番組。 前者は薬物依存症の家族を抱える家庭に番組のセラピストが相談に入るというもの。ホテルの一室などに患者(?)の家族や親族、親しい友人など日頃当人と近しく付き合っている人たちを集めてカウンセリングを行なう。必要な時には医学博士などの専門家や警察官などを伴っている。 初めは患者抜きで薬物依存症を家族の問題としてどう取り組んでいくか話し合う。その後で患者を交えて話し合うことになるが、この時はその前の話し合いを踏まえた上で、患者を、医療機関や更生施設で適切な治療や処置を受けるように説得することが主な内容になっている。映像としては患者が説得に応じるまでを捉え、その後数ヶ月にわたる経過は番組の最後にテロップやクライアント(患者またはその家族)が提供したらしいスナップショットで紹介される。 後者は、物が捨てられないことで日常生活に支障をきたしている人たちを取り扱った番組。「支障」のレベルは公衆衛生や個人の心身の健康にも及んでいることが多い。いずれも市の衛生局からたびたび警告を受けたり、罰金を科されたりした末に、家の撤去(住人は立ち退き)の通告を受けたり、子どもの養育義務を果たせないと判断されるなど、「ゴミ屋敷」と化している家の現状をどうにかしなければならないタイムリミットが決まった状態(具体的な期日が決まっていないこともあるが、そういう場合でも近々必ずその日が来るということがわかっている)で番組に相談しているらしい。相談者は当人の場合もあるし、当人の家族であることもある。 この場合もセラピストが中心になって問題に介入しているが、実際の作業は廃品回収業者と清掃業者に任されている。基本的には廃品回収業者が清掃することはなく、清掃業者は物を運び出す作業が完了した上で掃除をする、というように作業ははっきり分かれている。もちろん、その区分けが明確にできないような場合はあって、そういう場合、廃品回収業者が作業の続行を拒否する場面もあった。(例えばめちゃくちゃになったバスルームでの作業。あまりに不潔すぎるという理由でいったん作業が中断されている。) 映像は、さまざまな理由でなかなか進まない作業(物を溜め込んだ当人に何かを捨てさせることを説得させるのにまず時間がかかる)が何とかタイムリミット内に完了したところまでを捉え、その後、家族の関係がどう変わったか、当人が専門家からどのような治療や処置を受けているかは、テロップで簡単に流される。 いずれも番組の内容を紹介する最初のテロップに、「今、国内で薬物依存症に苦しんでいる人は300万人以上いると言われている」(後日注)とか「今、国内で物を溜め込むhoarderという障害を抱えている人は300万人以上いると言われている」という表現が含まれている。 後日注: 後日、番組を見直してみたら「何百万人もいる」(millions and millions people)だった。考えてみれば薬物中毒と一口に言ってもいろいろとある。hoaderの数(300万人以上)を何倍かしなければおっつかないだろう。 2.養子と実子 今学期(?)、バイブルスタディでは旧約のダニエル記が取り上げられた。 ダニエル記で神がダニエルの夢の中で与えた予言がいかに正しかったか、そしてその内容が今後の世界をどのように予言しているかという話から、黙示録の話に及んだ。Rapture(世界の終わりが訪れるその最初の時期に真のクリスチャンが全て天に召されるという出来事)の後で、世界はどうなるのかという内容。Raptureの後で残される人の中には、もちろんユダヤ教徒もいるのだが、受講者の1人がそれについて、 「でも彼らは『(神に)選ばれた民』なんですよね?その彼らにそんなことが起こるなんであまりにcruelだと感じます。それに比べて私たちクリスチャンに対して神はずいぶん優しいと思いませんか?何故なんでしょう?」 と言った。それに対する講師の回答。 「彼らは神に直接選ばれた民であり、いわば神の実子なのです。私たちクリスチャンはいわば神の養子です」 この例えは、米国で養子と養親との関係が傾向としてどのようになりがちであるかということを示唆しているし、この例えが通用する(聞いた人がしっくり腑に落ちる)という事実は、この社会でいかに養子を迎える人が多いかということをよく表していると思う。
by liyehuku
| 2009-12-02 02:50
| USA
|
Comments(0)
|
ファン申請 |
||