リンク
カテゴリ
Diary DD&DS USA Japan Bangladesh Outside the Country Language Learning Lessons Crafts, etc. Nature Movie/TV Books CD/Music Art (General) Baby Products etc. Experimental Cooking The Baby Is Coming! The Baby Is Coming2 Other Memories Memo About the Weblog タグ
USA
English
Religion
Cultures
Books
My Family
Japan
JOCV
Movie/TV
ESOL/ESL
Bangladesh
Spanish
Dreams
Europe
Travels
CD/Music
Vietnam
India
Thailand
Australia
最新のトラックバック
以前の記事
検索
その他のジャンル
ブログパーツ
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
2010年 05月 11日
America's Test Kitchenのネタ。
番組の中の、"Equipment Corner"というキッチン用品の商品比較をするコーナーで、Oven safeのグラタンディッシュを取り上げた回があった。(その回がテレビで放映されたのは2009年。) そこで紹介する人(プロ)も「驚いた」と言っていたので、一般にはほとんど知られていないことらしいのだが、 「Oven SafeであるからといってBroiler safeであるとは限らない」 らしいのである。 アメリカの家庭用オーブンは大型で、「ストーブトップ」と呼ばれる上の面には4つくらいレンジが付いていて、そちらは日本のレンジと同じ。目玉焼きを焼いたり煮物をしたり、鍋やフライパンで普通に加熱調理ができる。 日本のレンジにも、レンジ部分の調節をするつまみの間にちんまりとグリルがついていることが多いが、そっちは器械としてはあくまで「レンジ」である(グリル部分はおまけという感じが強い)のに対し、アメリカではオーブンの部分がでん、とでっかく、あくまで「オーブン」なのだ。 アメリカでは、たいていの家に-アパートにも-この手のオーブンが備え付けてあるのだが、肝心のオーブンの部分には2つ機能がある。一つはbake機能。 そしてもう一つはbroil機能。broilとは「直火で炙る」という意味らしい。 今の家にあるものにはオーブン部分を操作するつまみが2つある。 一つはBroil-Off-Bakeの切り替えをするためのもの。 もう一つは温度を調節するためのつまみである。Offの次は150Fで、150Fから550Fまでは目盛りに従って温度を設定できる。目盛りは550Fでいったん切れるが、さらにその先の、もし目盛りがあるとすれば600Fくらいであろう、という位置に"Broil"というのがある。 つまり、broilする時はbakeする時よりさらに高温になるらしいのだ。 そして、"Oven safe"というのは、耐熱は耐熱でも「bakeする時の温度程度であれば耐熱だけど、それ以上の温度で使う場合には保証できない」ということらしい。 結局、コーナーの中で現物が紹介されたのは3つ。Broiler safeであるという条件を満たしていたのがそれだけだったということらしい。見たところどれも陶器製であるようだ。(少なくともガラス製のものはなかった。) コーナーの担当者は、「Oven SafeであるからといってBroiler safeであるとは限らない」ということについて、パイレックスの耐熱皿を例にして話していたが、おそらく、パイレックスのものに限らず、ガラスの耐熱容器はbroilする時の温度以上の高温には耐えられないのだと思う。(*1) パイレックスの販売会社も、現在では、正式な見解として、 「Oven safeではあるけれどBroiler safeではありません」 と言っているとのこと。 会社として「(broilする時の温度以上で使った場合)爆発する」ということは認めたくはないようだ(*1のリンク先を参照)が、Test Kitchenでは「うちでテストしたらExplodeした(爆発した)」と言っているので、世間一般の見方としては「爆発する(非常に危険)」ということでいいらしい。 *1: ただ、これについては 「パイレックスの現行商品に使われている原料(ソーダ石灰ガラス製)は以前のもの(ホウケイ酸ガラス)とは変わっている。以前のものは直火で調理するのに使っても大丈夫だった」 という話(参照)もあるようなので、もし他の商品でホウケイ酸ガラスを原料としているものがあればひょっとしたら大丈夫なのかもしれない。
by liyehuku
| 2010-05-11 06:46
| Movie/TV
|
Comments(2)
Commented
by
オシツオサレツ
at 2010-05-11 13:29
x
私が長年断続的に購読している雑誌Cook's illustratedとテストキッチンとは母体が一緒だと思うのですが、昔、オーブンの設定温度と実際の温度はオーブンによってばらつきがあり、たしか100度F以上の差があるので、オーブン専用の温度計を常備したほうがいいというのがあったのをふと思い出しました。
しかしブロイルってそんなに熱くなるんですね?じゃぁブロイルで焼くと早く調理出来るのかしら。来た頃はよく分からないままブロイルにしていた…こともあったような気がします(汗)
0
Commented
by
liyehuku at 2010-05-12 01:20
そう、テストキッチンとCook's illustratedは母体が一緒なんです。
で、テストキッチンでも「別に温度計を用意してオーブンの設定温度をきちんと確認した方がいいです」と言ってました。(100F以上の差っていうのには驚きます。) ブロイルとベイクの違いって、昔、ESLのクラスで先生が説明してたのには、「ベイクって、こう、オーブンの上と下から熱を加えるんだけど、ブロイルって片側から熱を加えるの」と、下から加熱するという仕草をしてました。 オーブンのブロイルって、要するに外でバーベキューする時にグリルするのと同じようなことが家の中でできますよってことなのかな、という気もします。
|
ファン申請 |
||