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2011年 03月 23日
広島には車で帰った。途中ずっとFMでNHKを聴いていた。
出発してから40分たった頃、千葉や東京で大きな余震があったと伝えられた。 私は自分たちがそれを免れたことに安堵して泣いた。 新幹線はいつ止まるかわからない。前夜にも静岡で大きな地震があり、私たちが住んでいる地域でもはっきりと揺れを感じた。原発事故の経過も予断を許さない状態だった。 長野は吹雪いていた。路面が凍ればそこで泊まるしかない。 しかしあの大地震の陰で新潟・長野も揺れ続けていた。トンネルの多さは私を一層不安にした。 何としてでも夜になる前に愛知県に入りたい。 「ガソリンがなくて給水所まで行けない」 「ガソリン不足で被災地に物資が届かない」 ラジオからしきりに聞こえてくる。 途中で給油する度、私は今、自分たちが逃げるために他人を犠牲にしているのだと思った。 「そうじゃない」 電話越しの夫はもどかしそうに言った。 「ガソリンはある。流通が滞ってるだけだ」 でも―例えナイーブだと言われても―他人の命を踏み付けにしたあの感触を私は忘れない。
by liyehuku
| 2011-03-23 11:18
| Diary
|
Comments(3)
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by
liyehuku at 2011-03-24 21:41
コメントありがとう。
(またコメントの内容は伏せます。非公開コメントにしてもらえたらいいかも) 海外に住んでいるとそういうジレンマあるよね。 私は関東圏に友人が多く、今回のことではどうしても「自分だけ逃げた」という感が拭えないでいます。当の友人は「何を馬鹿なことを」と笑うだろうけど。 でも、ママ友が「行ける所があるなら行った方がいい」と自分も不安で泣きそうになりながら送り出してくれた時、今後この人との間に埋められない溝が生まれるかもしれないと覚悟を決めるしかなかった。 そういうジレンマや溝ってきっと各々が自分の一部として抱えていくべき課題なんだろうね。運命として受け入れるというか。
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Commented
at 2011-03-24 22:38
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ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented
by
liyehuku at 2011-03-25 10:04
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