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2012年 04月 09日
息子3歳、夜叫。
夜中に何度も目を覚ます。 明日は入園式。 ここ最近、ほんの一週間ほどの息子の内面の変化が著しい。認識の拡張というか、一種の成長である。 まず、表現する能力が飛躍的に向上した。 しかし、成長というのは急激な変化であり、成長する時期にはだいたいその反動となる、周囲にとってはあまり好ましくない面が激しく出てくる傾向がある。(例えば「赤ちゃん返り」なんかも多くの場合そう。) 思い返せば、言葉(発語)の発達の遅い子だった。 2歳になるまでアメリカで育ったのだが、「家では日本語、外では英語」という状況は私が思った以上に彼を混乱させていたらしい。 本帰国してからようやくまともに話すようになり、日本に帰ってきてからしばらくは英語のDVD(子ども向けのテレビ番組を収録したもの)を再生すると激しい怒りを示すようなこともあった。 ここ最近の息子の変化には、彼の入園がちょうど姉の入学と重なったことも関係あるかもしれない。 あるいは、数日前のあの件か。 上の子(娘6歳)の通学用の服を買うのに家族でお店にいた時、どこからか小さな女の子がやってきて娘の後について回っていた。「小さな」とはいっても年齢はうちの息子と同じくらいか、せいぜい1歳下くらいの子どもだ。(うちの子どもは5歳児と間違われるくらい体が大きい。)彼女たちが追っかけっこをするのに息子が混じろうとするのが目障りだったのか、息子の顔を突こうとしたり体ごと突き飛ばそうとしたりするような仕草を合間合間に繰り返す。 いよいよ対決、というような構図になった時、私は彼がどうするかを見ていた。 彼はほとんど全く反撃できなかったのだ。 突き飛ばされて尻餅をついて転んだ後で、悲しそうに泣きながら私に助けを求めた。 「我慢してたね」と夫は言った。 夫が言うには、彼は男の子たち(ほとんどは姉の同級生)と遊んでいる時にはきちんと反撃していたのだそうだ。年上の男の子たちに敵うわけはないけれど、少なくとも同じように反撃しようとはしていた、と。 今回の場合、相手が女の子だったせいなのか、彼女が自分より体が小さかったせいなのか、父親ではなく母親である私が見ていたせいなのかはわからないが、明らかに自分より弱いのに、自分に攻撃してくる相手にどうしていいかわからなかったようだった。 ひょっとしたらあれは彼にはかなり堪えたのではなかろうか。 初めて「社会」に出るにあたって、そのための力をめきめきと発達させながら、自分が身につけてきたルールが通用しない相手とは(それまではまだ)実際に出会ったことがなかった。 その挫折感たるや。
by liyehuku
| 2012-04-09 21:10
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