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2006年 03月 24日
他人をやたらと可哀相がるのはよくない兆候だ。
いや、弱者に配慮するとかつらい思いをしている人の気持ちに寄り添うのは必要なことだ。しかし可哀相な立場の人を自分の中で勝手に作り上げてしまうのはいけない。 そういう時はたいてい自分に対して不安があるのだ。「自分に対して」というのは「自分の生き方に対して」ということである。・・・・・・「生き方」は大げさだ。「日々の送り方」だ。 私はこのままでいいのか? もっとバリバリやんなきゃいけないんじゃないか、もっとアグレッシブに、もっとパワフルに。 若い頃はいろんなことに挑戦していたのではないのか? 何かが私を駆り立てようとする。 でも実のところくたくたなのだ。 休んでいたい。 それに実は若い頃だって私は全然アグレッシブでもパワフルでもなかったのである。 誰だ、「若い頃は・・・・・・」なんてデマで私を煽ろうとするやつは。 ・・・・・・私だ。 でも確かに今の私は外に出たり人と接したりするのも恐れるほど過剰に守りに入っているのでは? このままだと私はどんどん退化していくんじゃないだろうか。 そんなことが頭の中でぐるぐるともつれ合っている。 こういうのをほぐすには村上春樹(小説)がいいのだ。 昔、会社勤めをしていた時に住んでいた寮のゴミ捨て場で拾った本。 風の歌を聴け 1973年のピンボール 羊をめぐる冒険(上)(下) カンガルー日和 羊男のクリスマス 中国行きのスロウ・ボート パン屋再襲撃 蛍・納屋を焼く・その他短篇(これは買ったもの) 他に村上龍と宮本輝も一緒に拾ったがこういう時には村上春樹だ。というより村上龍と宮本輝はまだ読んでいないからわからない。もつれたものをほぐすつもりが余計にこんがらがってしまうと困るのでここは手堅くいきたい。 しかし村上春樹はつい先日読み直したばかりなのだ。ほら、あの「行間を読む」を研究していた時。 じゃあ、アントニオ・タブッキにしようかなあ。 インド夜想曲 遠い水平線 逆さまゲーム 供述によるとペレイラは・・・・・・ レクイエム ダマセーノ・モンテイロの失われた首 リセットするなら「インド夜想曲」「遠い水平線」「逆さまゲーム」「レクイエム」。ちなみにアントニオ・タブッキの本は拾ったのではない。 でも読書の優先順位で今一番高いのはJane Austenの"Pride and Prejudice"なのよう。 あの本は今の気分じゃないのだけど是が非でもあれをまず読んでしまいたいのよう。 まだリセットされていないのでこういうところの融通が利かないのだ。 しょうがないから生姜湯を飲みながらスペイン語のノートでも作ることにするよ。その作業でリセットするにはちょっと時間がかかりそうだけどそれなら「優先順位」とケンカしない。 生姜湯は砂糖抜きで。 どうして村上春樹(またはアントニオ・タブッキ)を読むことで自分がリセットされるのか。自分の中のどこがどういう風にリセットされるのか。その仕組みが知りたい。 でもそれがわかっちゃったらリセットされなくなるのかもしれないなあ。
by liyehuku
| 2006-03-24 12:06
| Books
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