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2007年 06月 02日
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◇隊員報告書に代えて1 ◇隊員報告書に代えて2 ◇隊員報告書に代えて3 ◇隊員報告書に代えて4 ◇隊員報告書に代えて5 ◇隊員報告書に代えて6 後々になって、活動の大半を共にした同期隊員(現在の夫)に「あの時、何故、協力してくれたのか?」と尋ねたことがある。もともと彼は私の申し入れに乗り気でなかったのだ。何がきっかけで気が変わったのか不思議だった。 「協力しなかったら任短するのではないかと思ったから」 というのが彼の答えだった。「任短」というのは任期短縮の略で、任期を満了せずに途中で帰国することだ。 私は配属先のTTC(国立の職業訓練校)の校長と折り合いが悪かったし、配属先ではほぼ孤立無援だった。彼にはわたしがにっちもさっちも行かない状況に陥っているように見えたのだろう。 既に同期隊員の1人が任短して帰国した後だった。また1人同期隊員が欠けていくのを見るのは忍びない、という思いがあったらしい。 半ば「不純な動機」から、十分な技術も知識も持たないのに青年海外協力隊に参加した私は、それだけに協力隊員として任期を満了することに-何だかんだ言っても-必死だった。その必死さが傍目には「これがダメだったらこの人は任短してしまうかもしれない」という危うさに映ったのだろう。 全てごり押しで各方面に話をつけ、ようやく始まったインストラクター・トレーニング。 どこへ行っても私に十分な技術も知識もないことは既にバレていたか、そうでなくても早晩バレることになった。 自分の任地で、講師が私であることを告げると、 「Bさん(同期隊員)は来ないんですか?」 と言われた。彼の顔にははっきりと「残念」、「不満」と書いてあり、そしてほんの少し不安そうでもあった。 ダッカでもそうだ。 ダッカにはTTCが2つあり、それほど遠くないので合同でトレーニングを行なうことにしていた。そうなると受講者が多くなるため、予め講師はB隊員と私の2人で、ということにしてあった。 トレーニングを始める際にくじ引きで受講者を分けた時、私が受け持つことになった受講者の一人は、 「えー、Bさんじゃないんですか?」 と言った。彼もかなり不満そうで、他の人は他の人で不安げな顔をしていた。 しかし私はそんなことに構ってはいられなかった。 同期隊員からその都度必要な技術や知識を仕入れては翌日(または当日)の授業で出す、という自転車操業をただひたすら続けた。(そんな調子だから当時仕入れた技術も知識も今となっては全く覚えていない。すまない、教えてくれた人。) <「隊員報告書に代えて8」に続く>
by liyehuku
| 2007-06-02 05:03
| Bangladesh
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