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2008年 07月 16日
「中性的だ」と言われることがある。
夫にもそう言われた。 「女の人っていう感じがしない。男の人って感じもしないけど。他にはちょっといないよね」 今住んでいる家で言われた覚えがあるのでここ2年以内のことだ。(おそらく昨年3月に日本から遊びに来た友人が帰った後のことだろう。) さすがに夫に言われた時には「え?」と多少驚いたが、自分自身でも「まあ、そう言われてみればそうかもねえ」と概ねのところ思っている。 そのせいか、自分が子どもを持つまで「男の子だから女の子だからっていうことに関して生まれつきの違いってほとんどないに違いない」と思っていたのだった。 一人っ子だったし、従兄弟姉妹連中の間でも近所の子どもの間でもわりに遅めに生まれてきた子どもだったこともあって、身近に自分と同年代の子どもより小さな子どもがいなかったせいもあるだろう。 でも「男の子」と「女の子」って結構「違う」。 そしてそれは私にとって新鮮な驚きだった。 例えばプレイグループ(0歳から3歳くらいまでの子どもが4~6人くらい参加していた)のメンバーだった3歳くらいの男の子。 プレイグループには何故か女の子が多くて長い間男の子はその子だけ、という状態が続いていた。お気に入りの女の子はいて遊び相手に不自由している風ではなかった。 そこへ或る時期から9ヶ月くらいの男の子が参加するようになった。まだまだ赤ちゃんなので遊び相手にはならないわねえ、と思いつつ様子を見ていたら、確かに遊び相手にはならないのだが、「自分と同じ男の子がいる」ということを特別に嬉しく感じているらしかった。 自分より先にその9ヶ月の男の子が帰ってしまうと「○○がいない!」と言って不満そうにしている。 男の子2人(小学校高学年と小学校低学年)のお母さん。 「私、女3人姉妹で育ってまさか自分が男の子の-それも2人とも男でねえ-母親になるとは思ってなかったのね。だから『え、男の子ってこんなに乱暴なの?』ってびっくりするようなことがある。 チャンバラごっこで友達で長い物を持ってバシンバシン叩き合う、とか。すごく痛いと思うんだけど2人とも気にすることもなくそのまま遊んでるし。 どうも(育て方がどうだから、というわけではなくて)自然とそういうものを好むようにできているようなのよねえ」 そういえば、娘は「男の子」を警戒する。 慎重なタイプでわりに穏やかな遊びを好む傾向がある子ではあるので、男女限らず相手がやんちゃなタイプだったり主導権を握りたがるタイプだったりすると引いて見ているようなことはよくあるが、「男の子」に対する警戒心はそれとは別に働いているように見える。 そのくせ「おじさん」(50代以降くらいの男性)のことは何だかむやみに好きなのである。それも「おばさん」よりも「おじさん」の方が好きなのではないかと思われるフシがある。 勧誘の人や業者の人が玄関先に来た時、私を差し置いて対応しようとするので困る。特に防犯上の問題として困る。 父親に対して甘える時も、私に対する時と声色や言葉遣いが全然違っていてびっくりすることがある。しかも上目遣い。 西原理恵子の『毎日かあさん』に「女の子は上手い」という表現が何度も出てくる(例えば、西原家に第2子である長女が生まれた時、西原兄が西原夫に「鴨君 娘は上手いぞ 気をつけろ」と言う場面)が、ちょうどあんな感じである。 ぎょっとして、 「ち、ちょっと!この子のこれ、いったいどこから来たんだと思う?」 と夫に言うと、 「そりゃ、お母さんからなんじゃないの?」 生返事というか、明らかに適当に一般論を当てはめました、という返答が帰ってきた。いや、もう少しようく考えてみて欲しい。 「いや、私からじゃないでしょ。私、こういう風にしないよね。家でもしないし外でもしない」 それは夫がよく知っているはずである。 「何これ?この子の中に生まれつきのものとして『女の子として男性に対してはこういう風に振る舞う』っていうのが備わってるってこと!?」 娘、2歳9ヶ月。 確かに上手い。 私にも幼い頃にはそういう部分があったのか? あったとしたらそれはいったいどこに行ってしまったのか?
by liyehuku
| 2008-07-16 02:50
| DD&DS
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Comments(2)
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by
ぐり
at 2008-07-16 12:50
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世界的にみて事故に遭う確率は男女では圧倒的に男性が高いそうで、子どももまたやはり男の子の方が事故に遭いやすいんだけど、専門家の意見では女性には生まれつき強い防御本能があるが、男性には傾向としてそれが希薄なのが原因ではないかというのを聞いたことがあります。逆にいうと女性より男性の方が攻撃衝動がもともと強い(=乱暴)。生き物として巣の中で子を産み育てるメスと、外で他のオスとメスを争って戦うオスとの性差なんでしょう。人間も所詮ケモノですから。
しかし小さい子って媚の売り方を本当によく知ってる。女の子は男性が好きだし、男の子は女性が好き(一般的には)。言葉も喋らない赤ちゃんの「誰かに面倒を見てもらわないと生きていけない」という鋭い生存本能の発露なのでは。 大人になって自分にそういう部分があったことを忘れるのは、そういう媚態が生存に必要じゃなくなるからかも。 私も小さいころ(4歳くらいまで)の写真を見るとぶりっぶりに女の子!してて、我ながら「誰だこいつは」と思います。そのままいってれば今の私とはまったくの別人だったろうなあ。それはそれで幸せそーだけど、今の私とは友だちにはなれそうにないです。
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by
liyehuku at 2008-07-17 02:38
娘が生まれる際、
「女の子は何かと心配で・・・・・・男の子だったら放っといても育つような気がする」 とぽろっと口に出し、知人(記事中の2人の男の子のお母さん)から、 「そんなことないよー!」 という反応があったのが今でも印象に残っています。 言われてみれば確かに、女の子には(一般的な傾向として)まず本人にそういった防御反応が強く働いているし、また周囲(特に養育者)にも「女の子だから守らなければ」という意識が強い場合が多いような。 自分のことを振り返ってみて、私に今「そういう部分」がないのは周囲(特に母)のそういった心配とか配慮が反映された結果のようにもみえます。 で、「そういう部分」を失ってしまった今の私から娘の媚(?)を見ると、 「おいおい、きみ、それ、大丈夫なんか?」 とハラハラしますが、本人は意外と相手をよくみているらしい。寄って行く相手はいかにも安全そうな相手だし、しかも状況をよく判断している。(例えば私がその場にいないと同じ相手でも寄っていかないだろうと思えるフシがある。) これも本能的なものでしょうね。こっちが余計な心配をしなくてもうまくできているものだなあ、と感心します。
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