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2009年 04月 02日
PBSで放映されている"Curious George"についてつねづね疑問に思っていたことがある。
ビルのお母さんは登場する時、いつも声だけで視聴者の前に姿を表すことがない。 声だけの出演で姿を見せないキャラクターは彼女以外にいない。 もっとも"Curious George"については、 「そもそも、いくらいつも黄色い帽子を被っているからって何故"The Man with the Yellow Hat"は"The Man with the Yellow Hat"としか呼ばれることがないのか?」 というもっと重要な疑問があるにはある。 何故誰一人彼を名前で呼ばないのか? ニックネームなのに長過ぎる。(おそらく本当の名前より長い。) ただ、この疑問については原作の中でもそういうことになっているのであまり違和感がない。(とはいえ、原作と違ってアニメでは他のキャラクターにはいちいち-猫や犬やハトにさえも-名前が付けられそれで呼ばれているのだから、そこには何か制作者側の意図がなければ不自然ではある。)(が、とりあえず今日の本題からは離れるのでここでは脇に置いておく。) ビルはテレビアニメ化にあたって作られたキャラクターらしい。(原作にも挿絵の中にビルらしい少年が登場するが、彼についてはほとんど触れられていない。)(*1) ビルは有色人種である。(原作の中でモデルになったらしい少年は白人。) The Man with the Yellow Hatとジョージは都会のアパートに住んでいる。アニメの中で彼らが住んでいる街の様子を見た人はたいていニューヨークを思い浮かべるだろう。 The Man with the Yellow Hatは郊外にカントリーハウスを持っている。どうやら両親から受け継いだものらしく、子どもの頃からよく滞在していたらしい。(ひょっとしたら出身がそこなのかもしれない。) ビルはそのカントリーハウスの隣に住んでいる少年である。 そういえば、カントリーハウスのある田舎のエピソードに登場する子どもは有色人種であることが多い。登場する大人のほとんどが白人であるにもかかわらず、である(*2)。 ビルは実子ではなくて養子という設定になっているのではないだろうか? 米国では養子縁組が盛んに行なわれている。 事情は様々だが背景としては宗教的な考え方の影響が強いのだと思う。(芸能人の養子縁組の場合、養子をとる人が個人的な信仰に基づいて・・・・・・というケースはむしろ少ないとは思うが、養子縁組が盛んであるという社会的背景があって、それで・・・・・・ということではあるだろう。そしてその「社会的背景」に宗教的なものの影響が強いので間接的に影響を受けているということはできそうだ。) 異人種間の養子縁組も結構多い。(その中で多いのは白人が有色人種の子どもを、黒人が白人の子どもを、というケース。) 多分、ビルもそういう設定になっているのだろう。 おそらく白人である母親が姿を見せないのは、その設定をあまりに前面に出してしまうとどうしてもそっちの方に頭がいってストーリーの理解が妨げられてしまうからだと思う。 *1: 後日追記。 これは間違い。「ビル」というキャラクターは原作にちゃんと登場する。アニメのビルの元になっているのもこの少年らしい。出てくるのはジョージが凧揚げをするエピソード。挿絵では赤毛の白人のように見える。 *2: もっとも、最新のエピソードの一つで、ビルとジョージが公園でWorm Race(ミミズ競争。コンクリートの上に土を盛りその上に各自自分のミミズを置いていったん土の中にもぐったミミズがまた出てくるのを待つ、というゲーム。ミミズが早く出てきた人の勝ち)をしている時、彼らの周りに集まってきた人は様々であった。大人も子供もいて、どちらにも様々な人種の人がいた。私にはどの人がどう、とははっきりわからないが、確かに複数の人種の人がいる、という風景。これがどれほど現実に即しているのかはわからない。(私はほとんど見たことがない。)
by liyehuku
| 2009-04-02 05:09
| Movie/TV
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