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2009年 06月 22日
以前、「赤ちゃんの割礼」について書いたことがある(参照)。
日本には宗教的な意味でもそうでない意味でもそういう習慣がないので考える必要がないが、米国では赤ちゃんに割礼を受けさせることが多い。多くの場合が宗教的でない割礼であるという。宗教的な意味を持たない場合は「包皮切除」というのが正確かもしれないが、ここでは便宜上、「割礼」と呼ぶ。 米国でも近年、だんだん減少傾向にあるというがそれでも6割程度の赤ちゃんが割礼を受けているとのこと。赤ちゃんの割礼が特にクローズアップされるのは、生後2ヶ月を過ぎた赤ちゃんに割礼を施す場合は全身麻酔が必要になるためで、全身麻酔の処置を避けるにはできるだけ早い段階で割礼を受けさせるかどうかの決断をしておく必要があるからである。 検討の結果、うちの息子には割礼を受けさせなかった。 読んだ資料の中に「割礼を受けさせない場合、赤ちゃんの定期健診の際などにかかりつけの小児科の医師に手入れの仕方について尋ねてみるとよいでしょう」とあったので、生後1ヶ月だったか、検診の時に尋ねてみた。 陰茎を包んでいる包皮の部分を先から根元までしっかりとでも強すぎないようにひっぱり、それを3、4回繰り返すこと。それを1日1回、例えばお風呂やシャワーの時にやるとよい、と言う。 言われた通りにやってみる。 それから1ヵ月後の検診で。 検診の手順の中には性器の状態のチェックも含まれているのだが、医師がそのチェックをした後で何やら私に説明している。 「ほらこれをこうして・・・・・・」 と包皮の部分を力いっぱい根元まで引っ張る。ぎゅっぎゅっぎゅっと3回ほど。親指と人差し指で挟んで引っ張るだけなので「力いっぱい」といってもたかが知れているが、何だか先の方が赤くなって血が滲んでいるように見える。予想外のことに私は動揺する。 「えっ、えっ?そんなに強く引っ張るんですか?今、血が滲んでませんでした?」 「いや、そんなに強く引っ張っちゃだめですよ。でもしっかりとね。血が滲むことがあれば、その後2、3日は何もしないで、お風呂上りにワセリンを(化膿予防。絆創膏代わり)に付けておいてください」 確かに前回、手入れの仕方を聞いた時も、「この先生、ひょっとしたら(洗い方ではなくて)包皮を剥く方法について教えてくれているのではないだろうか」という気はしていたのだ。 しかし、私の方は単純に「清潔に保つ方法」を尋ねるつもりで質問している。割礼について調べた時に呼んだ資料に「あまり気にして(強く、頻繁に)引っ張ると包皮が逆に縮んでしまって陰茎を締め付け痛みの原因になることがあります」とも書いてあった。医師がそういう方法を勧めるとも思えない。 ・・・・・・ということから、私の頭の中で医師の答えの中から自分の質問に沿った部分を抜き出してやっていたのだ。 さて、今度こそ本当に医師が実演した通りにやってみるが、何となく釈然としない。日本でそんな話を聞いたことがない。夫に聞いてみてもはっきりとした答えが返ってこない。どうやら物心つかない子どもの頃の話なので記憶にないらしいのだ。 しょうがないので、そのさらに1ヶ月後の検診の際には夫にも一緒に行ってもらう。「おれが聞いてもわからんよ」と夫はしぶしぶだったが、それでも何か「あれ?」と思うことがあるかもしれない。手入れの仕方について再度医師から説明を受ける。 「お宅の息子さんは割礼を受けてないですからね。こうしておいた方がいいんですよ。2、3ヵ月で済むかもしれないし、何年かかかるかもわからない。いつまで、とはっきりしたことはいえません。中にはいっぺんにやっちゃう人もいますけどね」 「でも痛いでしょう?」 「皮が三箇所も四箇所も破れて出血しますね。だからそんなに強くする必要はないんです。うちの息子にもこうしてやったんです。やっておけば将来、あなたたちの息子さんも感謝すると思いますよ」 そういえば医師はメキシコの出身である。中南米には割礼の習慣はないというから、代わりに「剥くこと」が習慣になり、「剥く方法」が確立したのかもしれない。 とはいえ、このあたりの方針は医師によってかなりばらつきがありそうだ。医師のアドバイスに従うかどうか悩んだが、とりあえず試しに言われた通りやってみることにした。 その結果、昨日完了。(まだ出血しているので要観察という意味では「ほぼ完了」といったところか。) うちは6ヵ月かかった。
by liyehuku
| 2009-06-22 03:03
| DD&DS
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Comments(2)
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by
野猫
at 2009-06-30 08:13
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将来、大きくなるか、小さいかの問題でしかないような。だから、アメリカ人はやたらでっかい人が、ということかも。あと、不潔清潔とかきにしだしたら、女性は男性より不潔ということになるし、だからといって、女性が清潔にしすぎることから、カビとか逆に抵抗力そのものが落ちるわけで。で、息子さんは、ぐんぐん大きくなるので、おめでとう! 笑 それにしても、アメリカ人は、歯ならびやら、細かいところに手を入れるのが好きなこと。きっと、だから、舌にピアス、唇や鼻やらにもピアスやタトゥーなんだろうな。個人動画サイトなんてみると、普通の若者がやたらで、びっくりする。
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by
liyehuku at 2009-06-30 13:56
タトゥやピアスやなんかは「やってる人はものすごいけど一般的ではない」という感じ(ディスカバリーチャンネルとかナショナルジオグラフィック系のテレビ番組になっていたり)ですが、歯に関して気にする人は多いですね。
数日前、夫が「アメリカ人はコーヒーをよく飲むって聞いたもんだけど最近はそうでもないみたいだ」と言い、私は数ヶ月前に歯科衛生の定期チェックに行った時のことをふと思い出しました。 「結構ステインがついてますね。お茶かコーヒーか飲まれます?」 「ええ、お茶もコーヒーも飲みますよ」 と答えた私。 日本ならあの場面でわざわざ「お茶かコーヒーか飲まれます?」とは聞かないだろうな。ひょっとしてステインを気にしてお茶やコーヒーを飲まない人が増えているのか。そういや今はどこに行っても清涼飲料水(それも大量に)ばっかりだもんねえ、と。 さっきたまたまテレビで"Holes"という映画を見かけ、ロザンナ・アークウェットの歯並びを見て、「今じゃ、こんな豪快なすきっぱの俳優はいないよなあ」としみじみ。 ヨーロッパ(イギリス含む)出身の俳優で歯並びがそれほどよくないような人がいるとかえってほっとするようなこともありますね。
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