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2010年 12月 05日
今朝明け方のこと。
気配を感じて目を覚ますと娘が布団に戻ってきたところらしかった。 最初はトイレにでも起きたのだろうと思ったのだが、私の足に触れた娘の足がひどく冷たいのにびっくりする。 「お母さん、お母さん」と呼ぶので「何?」と尋ねると、 「○○ちゃん、トイレに行きたい」 「じゃあ、行ってくれば」 と言うと布団から出て行った。 じっと耳をすますがトイレに入る様子はない。どうやら歩き回っているらしいかすかな足音がぱたぱたぱたぱたずっと聞こえている(①)。 しばらくして布団に戻ってきて、数分もたたないうちにまた、 「お母さん」 と娘。 「どうしたの?」と聞くと、また「トイレに行きたい」と。 「行ってきなさい」 今度もまたトイレに入った様子はないが、すぐに布団に戻って来た(②)。 数分後、 「お母さん」 「どうしたの?またトイレ?」 「喉が渇いた」 うちでは子どもたちが夜の間にいつでも水分補給ができるよう、毎晩居間のテーブルの上に水の入ったコップを2つ用意する。 「テーブルの上に水があるでしょ?飲んできなさい」 娘はまた布団から出ていった。居間は寝室のすぐ隣だがなかなか戻ってくる様子がない。 ようやく戻ってくるが足がひどく冷たいのがやはり気になる。(③) 「お母さん」とまた娘。 「喉が渇いた」 「水、飲んでくれば?」 また布団から出る。今度はさっきより短い時間で戻ってくる(④)。 数分後、また「お母さん、また喉が渇いた」と言うが、娘の足はすっかり冷えきっており、このままこれを続けるわけにはいかないと思う。 「さっき飲んだばかりでしょ?大丈夫よ。大丈夫。だからお布団に入ってなさい」 とぴったり寄り添うが、娘は「喉が乾いた」と繰り返す。私の様子から布団から出ることは諦めたものの眠れないらしい。 「お母さん、」と娘。 「なあに」 「もうすぐ朝なんでしょ?」 今、何時だろう?明け方は近いがまだすいぶん暗い。3時くらいなのではないだろうか。 「まだまだよ。もう寝なさい」 「さっきね、カーテンの間が明るかったの」 「そうなの?」 「だからもうすぐ朝なんだと思う。だから○○ちゃん、もう起きる」 「でもまだ暗いよ。ゆっくり寝ていても大丈夫だよ」 娘はその後静かにしているが眠れないようだ。何度か呼びかけてみるが寝たふりをして答えないので、つい、 「○○ちゃん、さっき『トイレに行きたい』って起きたけど言ってないでしょう?『喉が渇いた』って言ったけど水も飲んでないでしょう?」 と言ってしまう。 娘は答えない。 私が目を覚ました時には既に娘の足は冷たかった。 ということは彼女はその前に何度も何度も布団から出たはずである。 そういえば最近娘は家にいる間、しきりに家の戸締りを気にする。玄関の鍵が閉まっているかどうかを何度も確かめ、窓の戸締りをいちいち全部確認していることもあるようだ。おそらく、布団から出てしばらく帰ってこなかったの(①③)は家中の鍵を確かめていたからで、比較的短時間で戻ってきたの(②④)は玄関の鍵が閉まっているかどうかを見にいったからだろう。 ちょうど昨晩、夫が危うく締め出されそうになるということがあったばかりだった。彼は1人でちょっとそこまで買い物に出たので、彼が出たすぐ後私が鍵をかけた。しかしその後いつの間にか誰か(おそらく娘)がその上にさらに補助ロックをかけてしまったのだ。 私は自分の問いかけがつい問い詰めるような調子になってしまったのがまずかったのに気がついていた。 仕方がないので眠っている夫に声をかける。 「○○の様子がちょっとおかしいんだけど」と事情を説明すると夫は、 「○○、こっちにおいで」 と娘を呼んだ。娘は夫の隣にもぐりこんだがやはり眠れないらしく、 「お父さん、お父さん」 「ん?」 「鍵を開ける人も夜はおうちで寝ているの?」 「え?」 「鍵を開ける人も夜はおうちで寝ているから○○ちゃんの家には入ってこないの?だから大丈夫なの?」 「『鍵を開ける人』って?」 「・・・・・・」 「この家の鍵を開けるのはお父さんかお母さんだけでしょ?お父さんもお母さんも一緒にいるじゃん。だから大丈夫だよ」 と夫は言い、そのまま眠ってしまった。 娘もそれにつられてようやく眠ったようだ。
by liyehuku
| 2010-12-05 14:24
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