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2013年 06月 26日
最近、地方に住んでいる大学時代の同級生が上京するとかで、仲間うちでメールが飛び交っていた。やり取りしているうちにそのうちの1人が近日結婚することがわかり、メールのやり取りは一気に「結婚おめでとう!」という流れになった。そしてある人(仮に山口くんとしよう)がこんなことを言った。
佐々木(仮名)結婚おめでとう! とうとう残りは村上(仮名)だけか…。 さて、この「村上(仮名)」は私の旧姓である。 そして別の人がそれに対してこう返した。 >山口 バーチャル説ブレないね。 おそらく「山口くん」に悪意はないのだと思う。 正直な話、私も読んだ瞬間は思わず笑ったのだ。 私は学生時代(そしてその後も)徹底的に「モテない女」で、結婚が決まった時には口々に、 「あんた、協力隊に行って本当に良かったねえ」(←夫とは協力隊参加をきっけかに知り合ったから) 「お前と結婚するなんてその彼氏すごい人だな!」 「お前が結婚する相手に会ってぜひ礼を言いたい」 と半ば真顔で言われたものだった。 しかし、先述のメールのやり取りを読んで一瞬笑った後で、今度は一転して何だかもやもやしてきて、しまいには腹が立ってきた。腹が立って何か言ってやりたいのだが、お祝いムードに水を指すのは嫌なので、せいぜい考えて次のように返信した。 佐々木くん、おめでとう!!! >山口くん 「バーチャルでも しあわせなら いいじゃない/村上」 (意訳:しょせん人生は現実という名の一つの夢よ。) ではでは。 元村上 返した後で、自分がなぜ腹を立てたのか考えてみた。そして考えた結果、次のような結論に達した。 あの「ジョーク」ってうちのだんなと子どもたちに失礼じゃない?いや、ジョーク自体には大して罪はないかもしれないけれど、私がそのジョークに乗ることは完全に自分の家族を軽んじる行為に当たるわけだ。 だから、そういう行為を私から引き出そうとした相手に腹を立てたんじゃないか? しかし、腹を立てたとはいえ、この「山口くん」に対して私ができることは何もない。 さきほど「彼に悪意はないようだ」と書いた。(今回の件を別の友人に話したら「悪意しか感じない」という指摘を受けたのである。)本当のところは知る由もないが、私はもし彼に悪意があったとしても無意識のうちだと思う。もし仮にそうだとしてもそれは本来私個人に向けられるべきものではないわけだが。(無意識の中にあるものが表出する時は、他人や現実の具体的な何かに投影されー例えば嫌悪や憎悪の場合、投影された相手はそのターゲットになるー問題はそれを無意識の中に抱える本人の内にある。) それにそもそもこれは悪意がどうのという話ではなくて単に「そういう類のことが理解できるかどうか」という、いわばセンスの問題だと私は思っている。たぶん彼にはそういうセンスがない。それが彼のこれまでの人生で身についていないとしたら、今さら私が何を言ったところで理解できないだろう。彼にこれから先ひょっとしたらそのセンスを得る機会が訪れるかもしれないけど、その時にそれを教えるのは私の役目じゃない。「そのセンスがない」というのは彼の問題。あるいは彼と彼の家族の問題である。 そのセンスがないと生きていけないわけでもないし、何にしても私の問題じゃないわね。
by liyehuku
| 2013-06-26 21:05
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