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2013年 10月 23日
どうも上の子(8歳の女の子)が私の母との間に距離を置こうとしているように見える。なんとなく、だが。これまで何があっても「おじいちゃんもおばあちゃんも大好き」という態度を崩さなかったこの子が。(「何があっても」というのはこれまでのあれやこれやのことである。ブログには何度か書いた。)
私の両親は私と娘を無意識に同一視しているフシがあるのでそれも関係あるのかもしれない。娘が私の母と距離を置こうとしているのは、彼女が母である私に反発するのと根は同じで、「自分は自分である」ということの表れ、つまり、成長の一過程というか、自立の新たな一歩というものではなかろうか、と。 私は緑の指を持たない。動物を飼うことはわりと得意で、今も金魚やカタツムリやオカトビムシがうじゃうじゃ殖えているのだが、植物は枯らしてしまう。いろいろな人から「簡単だよ」と言われたミントやパクチーも何度挑戦しても上手くいかず、一般的には簡単だとされるだけに「私はそれすら枯らす人間…」と地味に精神的なダメージを受ける結果に。 それでもめげずにまた植物を育てようとしている。 きっかけは去年のどんぐりで、それが今年の春に芽を出したので欲が出たのだ。 もしかしたら雑木ならうまくいくかもしれない…。 実生に凝っている。 食べた果物の種、公園で拾った種。 今の時期、5つ6つほど公園を回れば日本の主な雑木の種のほとんどを得ることができる。実生の楽しみの一つは種拾いで、拾った種はそのまま土に埋めて(採り蒔き)一冬越させるか、冷蔵庫で保存して「寒さに当てる」。(多くの種類の植物はそうしないと発芽しないが、ビワなどすぐに発芽する種類もある。) あとは何と言っても「発芽」だ。私は最近自分で「発芽フェチ」と名乗っている。 植物を育てることは母の生涯の趣味であった。きっと彼女が死ぬまでそうなんだと思う。 娘が母や私から離れて行く中、私はたまたま植物を育てることに興味を持った。意図していたわけでは全くない。たまたまそうなったのだ。しかし、そのことによって母と私は歩み寄っているようにも見え、ひょっとしたら母は孫娘が自分から離れていくことをさして動転することなく受け入れられているのはそのせいかもしれない。 人生は不思議だ。人生なんて言葉はとても陳腐だけど。 そういえば母は植木鉢で木を育てることもしているが、それは一般的な盆栽とは少し趣が違う。彼女もまた木に針金をかけることをしないのだった。
by liyehuku
| 2013-10-23 18:22
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