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2014年 03月 31日
下の子(息子5歳)が春休みに入ったばかりのある日。まだ春休みに入ってない上の子(娘8歳)が小学校から帰宅するのを家で待ちながら。
息子「お母さん、もし僕が死んじゃったらどうする?」 私「どうするかなあ。すごくつらいだろうねえ。うーん、どうなるかなあ」 息子「じゃあ、◯◯(娘)とお父さんと僕が死んでお母さん一人になっちゃったら?」 私「すごく寂しいしつらいだろうね。つらくてつらくてしょうがないと思うけど、生きてはいるんだろうね。どうやって生きているんだろうね」 息子「じゃあ、世界中の人たちが死んじゃってお母さん1人になっちゃったら?」 私「1人で生きていけるかなあ。食べるものも着るものもお母さん1人じゃ作れないからねえ。もしかしたら生きていけなくなっちゃうかもね」 息子「僕絶対早く死ぬんだ。生きているのつらいから」 私「えっ、それは嫌だなあ。つらいことがあるの?」 息子「……あのねえお母さん、つらいってどういうこと?」 私「ものすごく悲しかったり、ものすごく腹が立ったりして胸のあたりがぎゅっとなって息が苦しくなることだよ。……でも、ものすごく嬉しい時も胸のあたりがぎゅっとなるんだけどね」 後日、2人で買い物に行く途中のこと。 息子「お母さんは、僕と泥棒どっちが好き?」 私「そりゃあ、あなただよね。それに泥棒が好きな人なんているのかな」 息子「じゃあ、僕が死んでお化けになったのと泥棒だったらどっちが好き?」 私「あなたが死なない方。あなたが死なないならどっちでもいい」 (この時、いろいろな二択をえんえんと迫られ、そのうちのどれかで「ドーナツは食べるところと穴がないとドーナツじゃないでしょ。ドーナツの穴は食べられないけどないとだめなのよ」というたとえ話をしようとしたのだが、あれは何だったろう。) 数日前、子供2人とニュースを観ながら夕食を食べている時、袴田事件の話から犯罪捜査の話をしたり付属池田小の話をしたりしていると…… 息子「お母さん、人ってどうして大事なの?」 私「それを説明するのはすごく難しいねえ。お母さんうまく説明できないかもしれない。えーとね……お母さんにとってあなたや◯◯(娘8歳)やお父さんは大事だよね」 娘「梅ちゃん(うちで飼っている文鳥)もだよね?」 私「うーん、確かに梅ちゃんは生き物だしうちで飼ってるから大事にはするけど、梅ちゃんが大事なのとあなたや△△(息子)が大事なのとはちょっと違うよね。例えばさ、すごく変なたとえ話だけど、誰かが文鳥をその人に渡さないとあなたか△△を連れて行くって言ったら、お母さんは梅ちゃんを渡す。だけど、その人が△△を渡さないとあなたを連れて行くって言っても、お母さんは△△もあなたも絶対に渡さない。だから何かが違うよね?それはわかる?」 娘「わかる」 私「それでさ、お母さんにとっては◯◯も△△もお父さんも大事なのよ。でね、他の人にもそういう人がいるでしょ?知らない人かもしれないけど、その人も同じくらい誰かのことを大事に思っていたり、誰かから大事に思われていたりするんだよね。だから、お母さんは他の人のことはあなたたちと同じくらいには大事には思えなくても、同じように大事にしなくちゃいけないんじゃないかと思う」 息子「……お母さん、世の中ってどういうこと?」 ああ、さっき私が「世の中にはいろんな人がいるからね」って言ったからだな。 私「何て言ったらいいかなあ。世界ってわかる?」 息子「わかんない」 娘「海とか山とか?」 私「ああうう……確かに世界って言ったらそれも入るかも。でも世の中は違うね。世の中は人と人の間のことだよね。△△の周りにはいろんな人がいるでしょ?家にはお姉ちゃんやお父さんやお母さんがいるし、幼稚園には先生やお友達がいるよね。先生やお友達にもお父さんやお母さんやその他の家族の人がいるじゃない?△△は知らない人かもしれないけどいるよね?」 息子「うん」 私「世界中にはあなたが知ってる人もいて、知らない人もたくさんいて、とにかくたくさんの人がいるでしょ?それに多いというだけではなくていろんな人がいるよね?ちょっとずつ関係があってちょっとずつ繋がってるのね。知らない人ともそうやって繋がっていることがある。たとえばさ、さっき食べてたお米のご飯があるでしょ。あのお米を作った人をお母さんやあなたは知らないけど、その人が作ったお米を食べてるから関係があるよね?今観てるTVの番組もそう。この番組を作った人がいるけど、作った人のことあなたたちは知らない。作った人のことを知らなくても観て面白いと思ったりするよね。やっぱりちょっと関係がある。世の中っていうのは、いろんな人がいて、そのいろんな人がちょっとずつ繋がって関係してる、その繋がりのことをいうんだよね」 もちろんいくらこちらが一生懸命説明しても、話の半分も進まないうちに子供たちの注意は他へ逸れている。 途方もない質問を振られて一生懸命答えるのに、ほとんど聞いてもらえないという生活にだんだんと慣れつつある。
by liyehuku
| 2014-03-31 00:06
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