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2005年 09月 28日
退院時に、日常生活でやってはいけない動作についてあれこれ注意(「2週間は車の運転禁止」「階段は使用しないこと」「かがみこんではいけない」など)を受けた。「傷が完全に治るまで6週間かかるけど、3週間たてばとりあえず通常の日常生活に戻れる」とのこと。
その3週間を目前にした先日、産後の検診で担当医師から、 「経過は良いようなので、車の運転はもう大丈夫」 と言われた。ただ引き続き赤ん坊より重い物は持ってはいけないそうである。 今朝は歯科の予約が入っていた。産婦人科医のお墨付きが出たので自分で運転できないこともないが、もともと運転に自信がない上にしばらく運転していなかったのでますます自信がなくなっているため、夫に歯科医院まで車で送り迎えしてもらおうと思っていた。しかし、そうなると娘も連れて行かざるを得ない。 これまでに小児科医や産婦人科医に娘を連れて行ったことがあるのだが、外出するとその間本人は寝てばかりいるように見えても(小児科の健診で体をあっちこっちいじくりまわされた時にはさすがに泣き出したが)結構苦痛なのか、その夜はどこかが痛いわけでもお腹が空いているわけでもないのに長くむずかる傾向がある。 今週は(日常生活復帰のための)リハビリ期間中と宣言したし、今朝は何となく気分もいいようだったので、自分で運転して1人で歯科医まで行くことにした。 家にばかりいると、いろいろなことが心配で、例えば「外に出るとああなるんじゃないだろうか」「こうなるんじゃないだろうか」という気持ちばかりが膨らんで、自分には何も出来ないような気がしていたが、いざ外に出てみると不思議とそういう気分が晴れる。車ででも何ででも自分が外に出てどこかに行き着けるのだという実感はささやかな自信になるし、その自信は「自分が自由である」という感覚につながっている。 ・・・・・・ああ、外の空気って素敵。 と思っていたら、車のタイヤがパンクした。歯科医に行く途中、医院のすぐ手前でレーンの端っこに落ちていた鉄板を左側前輪で撥ねてしまい、それが後輪に当たってタイヤがざっくり切れていた。近くまで行かないとわからないような様子で落ちていたので避けられなかったのだ。(気が付いた後も「ダンボールだろう」くらいに思っていたので、もっと前に気が付いていたにしてもそもそも避ける気もなかっただろうと思うが。)撥ねた後「しまった(パンクしたかも)」とは思ったが、とりあえずは異常がなかった。異常に気が付いたのは治療が済んで車を発進させてからである。(田舎とはいえ一応、)市街地の通りなので道の端に停車できるようなスペースがなく、ノロノロ運転すればとりあえず家までは辿り着けるような気もしてしばらく運転してみたところ、かえって他の人の方がヒヤヒヤするらしい。他の車の人が身振り手振りで「パンクしてる!」と教えてくれる。このまま進んだらキリがなさそうなのでその辺にあった銀行の駐車場に停車した。自分で確認してみたら、ざっくり切れたところから煙が出ていてゾッとした。停まって良かった。(ありがとう、教えてくれた人。) とりあえず家で娘のお守りをしている夫に電話すると夫は「すぐ行く」と言う。電話を切ってから「スペアタイヤへの交換、自分でできないだろうか?」とちょっと考えて車のマニュアルを読んでみたが、そういえばタイヤって赤ん坊よりだいぶ重いのではないか。止めた方が良さそう。 その時、夫から電話が。支度しようと思ったら娘が泣き始めてベビーシートに乗せられない状態になったとのこと。お腹が空いたらしい。(その上、実はベビーシートの設置台はまさに今、私が乗っている車の後ろに取り付けてあるのだった。) どうしよう、時間の猶予がない。それでなくても夫は今日の夕方からメキシコに出張に行くことになっており(昨日急に決まった)、午後は出社しなければならないし、ぐずぐずしている余裕はあまりないのだ。 近所の知り合いにお願いしてとりあえず車で家まで送ってもらおうという話になり電話をかけてみたが、あいにくそのお宅の車は出払っていた。結局、その方がご主人に電話をかけてくださり、勤務先(近所にある)から駆けつけたご主人がタイヤを交換。途中、タイヤのナットがえらく固いために作業が難航。あの様子では仮に帝王切開後でなくても(タイヤが持てても)私1人では何とも出来なかったのではないか。作業を始めても収拾がつかなくなっていたことだろうと思われる。 交換してもらっている間、マニュアルとにらめっこしているしかない自分。(結局、娘に母乳をやるには間に合わなくて夫にボトルでミルクをやってもらった。) ・・・・・・ああ、やっぱり無力だわ。 おまけに歯のかぶせ物も調子がイマイチ良くない。
by liyehuku
| 2005-09-28 04:12
| DD&DS
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Comments(3)
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野猫
at 2005-09-28 08:41
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なんだかんだで、ラッキー!
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liyehuku at 2005-09-28 10:52
ラッキーだったかも、と思うことにします。
(実際、そのまま帰ろうとして車炎上、という可能性もあったわけだし。) それにしても今回、外出で開放感を味わってつくづく「正岡子規ってやっぱりものすごく強靭な人だったのかも・・・」と思いました。 妊娠中、悪阻やなんかで(本もテレビも目が疲れるので読めず観られず)寝たきりでじーっと窓の外を見ているしかすることがない時に、「療養中って起きているだけの体力はないけど寝ている分には体力余っちゃうようなことも多くて結構フラストレーション溜まるかも。頭は元気なわけだし・・・」と思い、ふと正岡子規のことを思い出したのでした。 妊娠・出産と病気ではないとはいえ、具合の悪い時期も多く、寝たきりとまではいかなくても外出できない状態が続くと、気弱にもなってくる・・・。私の場合、悪阻の時期は寝たきりとは言っても一回せいぜい3、4時間ほど、出産後も「(事実上)外出できない」時期はせいぜい2、3週間。 子規の場合は何年も療養生活(6年間でしたっけ?)。それであれだけの意欲を保っていられたのは奇跡的。2週間くらい前の日経新聞に「豪傑・子規」というコラムがありましたけど、何だか納得です。
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野猫
at 2005-09-29 09:10
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子規は、外出できない分、友人との座談が大好きだったのと、
あと、食べてた量がスゴイの、で、現代の医者でも歌人がそのことを分析していて、 もう少し、食べる量を減らしていたら、もう少し生きられたかもしれないと。 あと、最後の方は、モルヒネをうって、こっそり絵を描くことが好きで、 それは誰にもみせていなかったり。
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