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2006年 06月 10日
娘の食べ遊びはますます激化。
離乳食は最初の頃ほどどろどろはしていないがまだまだ水分がたっぷりで、スプーンに乗せて娘の口まで運ぶ間にこぼれてしまう。床に落ちないように、食べ物の乗った皿で受けつつスプーンを娘の口元に運ぶ。 とりあえず空腹が落ち着いた娘は近づいてはまた遠ざかる皿を奇妙な目つきでちらちら見ている。 案の定、手が伸びてくるが気が付かない振りをしてその手が触れる前にさりげなく皿を遠ざける。ふー、危ない危ない。 娘は案外あっさりしたもので嬉しそうに「あたあたあた・・・・・・」と言いながら手近にあるものをいじって遊び始めた。 注意を引くために娘の名前を呼びながらスプーンをひらひら動かす。スプーンから中身がこぼれ落ちそうになった。 それに気を取られている間にうっかり皿を近づけ過ぎてしまう。娘がにゅっと片手を伸ばし皿の中に突っ込んで中身をぐちゃぐちゃかき混ぜる。 私が皿を彼女から離そうとすると娘の方はそうはさせじと皿をぐっと掴んで自分の方に引き寄せる。離す気配はない。 以前は空の容器を渡せば何となくごまかされてくれたのが最近は中身が入っている容器でないとだめらしい。そんなものじゃごまかされないぞ、と娘が全身で訴える。 皿の代わりに予備のスプーンを渡すと満足することもあるが、その皿でなくてはだめなのだと皿を掴む手にますます力を込めることも少なくない。無理矢理奪うと癇癪を起こし、食事どころではなくなるので或る程度はしたいようにさせておくしかない。 皿を奪った娘はそれを両足の間に落ち着けることに成功すると、両手を皿に突っ込んで中身をぐちゃぐちゃかき混ぜる。そしてぐちゃぐちゃになった手をひとしきり眺めた後、ハイチェアになすりつけ、そのついでに私の体にも手を伸ばす。わあああああ髪はやめて。 自分の体になすりつけているつもりはないらしいのだが、結局口の周り(どこからどこまでが「口の周り」なのかは迷うところだが)と首から下は食べ物にまみれることになる。今朝はルッコラとニンジンとヨーグルト&プルーンにまみれて、その鮮やかな緑、オレンジ、白、紫のハーモニーはまるでボディペインティングのようだった。 思う存分ハイチェアになすりつけた後はそのなすりつけた部分に吸い付いて舐める。彼女がまだ自分の作品に満足しないうちにハイチェアをきれいにしようとすると憤慨してまたなすりつけ直すのだった。 私の母が、 「あんたたち夫婦は両方とも頑固だから・・・・・・」 とよく言うが、ひょっとしてどちらかに似たんじゃなかろうか。娘は最近とみに頑固になってきた。 "Are babies all stubborn?" と隣の奥さんに尋ねたら"Yes"と言った。でも「上の子はそうでもなかったし、いつも預かっている男の子もそうでもないけど、下の子は自分の思い通りにしないと気が済まない性質だった」そうだから、かなり個人差がありそうだ。
by liyehuku
| 2006-06-10 02:38
| DD&DS
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