リンク
カテゴリ
Diary DD&DS USA Japan Bangladesh Outside the Country Language Learning Lessons Crafts, etc. Nature Movie/TV Books CD/Music Art (General) Baby Products etc. Experimental Cooking The Baby Is Coming! The Baby Is Coming2 Other Memories Memo About the Weblog タグ
USA
English
Religion
Cultures
Books
My Family
Japan
JOCV
Movie/TV
ESOL/ESL
Bangladesh
Spanish
Dreams
Europe
Travels
CD/Music
Vietnam
India
Thailand
Australia
最新のトラックバック
以前の記事
検索
その他のジャンル
ブログパーツ
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
2007年 02月 15日
わたしは君がいったい
どこの生まれで、はたして 男の子なのか女の子なのか いったいいくつなのか 知らない そこでたずねるが、君は 人がいっぱいの街を歩いた ことがあるね 大人も子供も ごったがえしていて そんな中でまるで 見知らぬ子から イーを されたことは ないか そうこの顔だ でも、これは この子供の話ではない イーなんか 一度もしたことのない 子供の話だ (高野文子『棒がいっぽん』収録作品『私の知ってるあの子のこと』より) 『私の知ってるあの子のこと』は「イーなんか一度もしたことのない子供」であるピアーヌが「イー」をするまでの話だ。 ここに出てくる「イー」のようなことは他にもある。例えば私自身のことを振り返ってみてもいくつかあるようだ。 子供の頃、誰かが「確かに『それ』は悪いことだけど、あなたの中に『それ』があるのは悪いこと(異常なこと、間違ったこと)ではないんだよ」と声をかけてくれたらもっと生きるのが楽だったかもしれない、と思うようなことだ。 そのことを教えてやるのは親(養育者)の役目なのかもしれない。 きっとそうだ。 『あかんべノンタン』を読みながらそんなことを思った。 『あかんべノンタン』と『私の知ってるあの子のこと』はそういう意味でちょっと似ている。しかし小鳥さん夫婦(友達というかご近所さん)の大事な卵が巣から転がり落ちてしまうのは、ノンタン、やり過ぎ。 棒がいっぽん 高野 文子 / マガジンハウス スコア選択:
by liyehuku
| 2007-02-15 06:57
| Books
|
Comments(2)
|
ファン申請 |
||