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2007年 02月 21日
さっき娘が(支えなしで)歩いた。
キッチンにて、窓際からダイニングテーブルの椅子まで。2歩よろよろと歩いて途中でしゃがみ、立ち上がってまた2歩歩いて到着。 ちょうど2、3週間ほど前から、 「ひょっとしてこの子、私(や夫や他の人)の見ていない所ではちょくちょく歩いてみてるんじゃないかしら」 という疑念が私の頭にちらつきはじめた矢先の出来事で、それに則して言えば、 「さっき娘が支えなしで歩いているところを初めて見た」 ということになる。 会社の夫に電話して、 「横歩きっていうかカニ歩きっていうか左半身をぐいっと前に出して歩いてたよ」 と言うと、 「今までずーっと壁伝いに歩いてたからじゃない?」 なるほど。そういうことか。 いろいろなことができるように自信満々になってきたのか、外に出かける用意をしたりご飯を食べさせたりするのに彼女がやっていることを中断しようとすることがますます容易でなくなってきた。何かにしがみついたり握っているものを振り回したりしてその場を離れるのに抵抗する。 『シアーズ博士夫妻のベビーブック』に紹介されていた「おもちゃ、バイバイ」の方法を試みているが、うまくいっているような気もするし全然効き目がないような気もする。ちょっと微妙。演出方法(誘導の仕方)とか演技(親の精神的余裕の有無)とかもう少し研究してみる余地がありそう。 ご飯を自分で食べたがり私が食べさせようとすると断固拒否する。 そして、服の脱ぎ着、おむつ換え。やっと最近、絵本(『おきがえあそび』)の真似をしたりいないいないいばあや歌(『てをたたきましょう』)で気を紛らわせたりしながらなら娘も比較的協力的になってきた・・・・・・と思っていたその矢先、また嫌がるように。激しい抵抗にあっている。 さらに、仕上げ磨きへの抵抗も激しさを増している。 これも最近ようやく一緒に歯磨きをしたりアーしたりイーしたりしつつで「ちょっと楽になってきたかな」と感じ始めた矢先のこと。今の娘からは「一緒に歯磨き」も「アー」も「イー」も端から受け付けません、私はやりたくないの!という気力をむんむん感じる。 大人(私や夫)は仕上げ磨きをされないのに何で自分はされなくてはいけないのか、ということが腑に落ちないようなのだ。 しかも、ちょっと前までは自分で磨くことが好きで放っておくとえんえん磨いていたのに、最近は歯ブラシは欲しがるもののすぐに放り出してしまう。 これまでは私の真似をするのが楽しくて好きだったようなのだが、実際に自分でやってみて「お母さんにとっては気持ちいいのかもしれないけど、私はそんなに気持ちいいと思わない」ということに気がつき始めたらしい。 娘がこれまで接してきたのは基本的に大人ばかりだった。 「他の子供と一緒に遊ぶことも大事」とよく言われるが、それにはこういった観点でも意味があるのかもしれない。 他の子供がやっていること(その子供が何ができて何ができないかということ)を見て、大人にはできるけど子供にはできないことがあるらしいとか、子供には大人にやってもらわなければならないことが存在するらしいということを知るのかもしれない。他の子供が大人の手を借りている(または、自分の領域に大人の介入を許している)のを見て、真似しよう思うのかもしれない。 しかしたとえそうだとしてもそういうことはついでのこと。せいぜい、ひょっとしたらそういう副産物(例えば仕上げ磨きをさせてくれるとか)もついてくるかも、という淡い期待ができるという程度のことだ。 さてどうする?
by liyehuku
| 2007-02-21 06:20
| DD&DS
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