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2007年 05月 17日
先週だったか、この付近に住む方の家に呼んでいただいた。
招待してくださった方には2歳の男の子がいて、集まったのもお母さんと小さな子供たちである。 広い家にはおもちゃがたくさんあって、たくさんの子供たちが集まっても誰も飽きることなく遊んでいたし、多少のおもちゃの取り合いはあったけれど概ねみんな平和的に過ごしていた。 ところがうちの娘、下に降ろすことができない。 昼食を食べる時に床に降りたのを除いてはずっと私が抱っこしていた。(それか、ソファの上で私の隣に座って何か食べているか。) 降ろそうとすると手で足で私に巻き付いてくる。無理に降ろすと泣いて暴れる。 先週末、モールに行った。 出かける前、夫は「最近、『抱っこして~』が多いからねえ」と言いながら、自分用のベビー・キャリアー(抱っこ紐)を用意していた。私は夫に抱っこしてもらえばいいやと思って自分がいつも使っているスリングは置いて行った。フリース素材なのでこの時期になるともう暑くて身に付けていられないだろうし。 モールには子供が乗れるようなカートがある。 前部が車の形になっていて子供が乗ることができる。後ろには荷物も乗せられるようになっているが、スーパーのカートと違い、子供向けを前面に押し出したデザインになっているのだ。周りの子供が楽しそうに乗ったり、それをうらやましそうに見たりしているのを見ても、子供には大変魅力的な物だということがわかる。 借りるのには数ドルかかり、所定の場所に返すと1ドル返金される。 娘の「抱っこして~」を回避するためにあらかじめそのカートに乗せて置くことにした。 楽しそうにハンドルを握ったので、内心、「しめしめ」と思ったのも束の間、ものの3分もたたないうちにぐずりだす。カートの動かし方に変化をつけることでそれをなだめすかして15分ほど。 やはり「だめなものはだめ」らしい。 抱っこ紐を装着した夫が娘を抱っこするが、もの凄い勢いで拒絶される。 え、私? ひょっとして、あなた、私に「抱っこしろ」と言っているのですか? 最初、娘の私に対するアピールを見なかったことにしようかと思った私だが、あまりの泣き様にすぐ根負けした。ここ最近の「抱っこして~」攻勢で腕が痛むので、夫から抱っこ紐を借りる。身に付けてベルトの長さを自分用に調整してから、娘を抱っこする。 30分もすると首と肩が悲鳴を上げ始める。こんなことならスリングを持ってくればよかった。 隙を見てカートに座らせるがものの10分も持たず、こんどは抱っこ紐なしで抱っこする。こうなるとカートは役に立たないどころか邪魔なだけなので返却する。 そろそろ娘のおやつの時間で、機嫌が悪いのは空腹のせいかもしれないし、という話になり、フードコートへ。 軽く食べた後、傍の子供服の店でちょっと買い物をしてみる。娘はおとなしく夫に抱っこされている。しかし私は自分が既にぐったりしていることに気がついた。さっき肩に負担がかかったせいか頭が痛む。さっさと退散することにした。 夕食はその帰りに、日本食レストランで摂ることにした。夫と「久しぶりだし、ここのところ魚、食べてないしちょうどいいよね」と言い合いながら店に向かっている途中で娘は遅い昼寝に入った。 到着したが、 「今日は昼寝してないしね。モールで機嫌が悪かったのも疲れていたのが原因かも」 娘を起こすのは忍びない、ということで、夫が娘を見ている間に先に私が店に入って注文を済ませておくことになった。 15分後、夫と娘が入ってくる。娘は明らかに機嫌が悪い。 「結局、起こしたんだよね」と夫。 ハイチェアに座らせようとすると暴れる。抱っこも座ったままだと暴れるし、立っているしかない。立っていても不機嫌で、店の外に出るとようやく機嫌がよくなった。 今日は店内の客もまばらで、最初は単身赴任者か長期出張者といった感じの日本人男性が1人と、白人男性と日系の女性という組み合わせの、夫婦らしき老カップル、地元の家族らしき3人しかいなかった。家族連れの3人は老夫婦をディナーに連れてきた息子、という風情である。 そういえば今日は「母の日」なのだ。 夫婦らしき老カップルが帰った後、新たに日本人駐在員(または長期出張者)らしき男性が1人入ってきた以外は客が増える気配もない。 娘は、椅子に降ろそうとするたびに泣き叫び、私はあえて他の客の様子を窺う勇気も余裕もなかったが、誰も気に留めている風はなかったし、老カップルなんかはむしろ微笑ましく見ていたようだ。 「大変ねー。もう夕方だし疲れちゃったのかしら」 「今日どこか出かけたの?・・・・・・ああ、そう。それじゃ、疲れたんだわねえ、可哀想に」 店の人が口々に声をかけてくれる。 確かに疲れというのもあるかもしれない。(ひょっとしたら、これからは娘を連れて夕方以降に外出するのは難しくなるのではなかろうか、という予感はある。) でもここ最近の変化を見ていると、疲れだけが原因ではないような気がする。 というのは、あの後、家に着いた途端に娘ははしゃいで走り出したのだ。まるでさっきの不機嫌はは嘘であったかのようにのびのび走り回っている。 そういえば、先週呼んでいただいた家から帰った後もそうだった。 最近、娘はあまり人見知りをしない。 その代わり、慣れない場所に対する警戒心が強くなった。 ここ数ヶ月、週1、2回の頻度で、1回2~3時間程度、教会のデイケアに預けていたのだが、回を追うごとに預ける時の泣き方、暴れ方がひどくなっているような気がする。周囲の人は、 「慣れるのに時間はかかるけど大丈夫よ」 「だんだんと『お母さんはいったん行ってしまうけど必ず帰ってくる』ということがわかってくるし、そうなるためにも諦めないで預けた方がいいわよ」 と言うが、まだまだ「お母さんに置いていかれる」不安の方が大き過ぎて「お母さんは必ず帰ってくる」安心感が定着していないのかもしれない。迎えに行くとひどく怒っているし、安心感はその怒りで木っ端微塵にされているようである。 だから慣れない場所に行くと、「デイケアの時みたいに置いていかれるのかもしれない」と感じて、私にべったりになるのだろう。 娘がこれまで場所に対してどう反応してきたか?それは以下のように大別できる。 ①どこにいようが全く不安を感じない ②親(特に私)が傍にいれば全く不安を感じない ③慣れない場所に対して不安を感じるが、親(特に私)が一緒にいて「大丈夫」と声をかけるなど娘を安心させるような働きかけをすると不安がなくなる ④慣れない場所に対して不安を感じる。一緒にいる親(特に私)が或る程度落ち着いた状態であれば、特に働きかけなくても自分で安心できる場所であるかどうかを判断し、「安心できる」と判断すればOK。(逆に働きかけても自分でOKと判断するまでは受け入れないことも多い) 時期によっては或る段階と別の段階を行ったり来たりしているようなこともあるから、必ずしもきれいに順を追って反応が変わってきたわけではないが、だいたい①から④の順でこれまで進んできた。 ここ最近の娘の様子を見ていると彼女が新たに、 ⑤慣れない場所を警戒する。自宅や行き慣れた場所(近所のスーパー)であれば「母親が自分を置いてどこにも行かない」という確信が持てる。連れて行かれた場所を自分で調べ、「自分の知った場所ではない」と判断すると、「母親が自分を置いてどこにも行かない」という確信が持てなくなるため、常に母親(か父親)に抱っこされている状態を望む という段階に入ったことがわかる。 (自宅でもリビングルーム、キッチン以外の場所に私が1人で行くのを許さない。寝室や寝室付きのバスルーム、クローゼット、ガレージからキッチンにつながる物置スペースなら必ず後ろから付いて来るし、それ以外の部屋やバスルーム-家の中心部となるリビングルームから廊下でつながっている-なら、必ず私が連れて行かなくてはならない。だいたいは手を引いてやれば気が済むが、抱っこでないとだめなこともある。この要求が満たされないと激怒する。)
by liyehuku
| 2007-05-17 06:47
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