リンク
カテゴリ
Diary DD&DS USA Japan Bangladesh Outside the Country Language Learning Lessons Crafts, etc. Nature Movie/TV Books CD/Music Art (General) Baby Products etc. Experimental Cooking The Baby Is Coming! The Baby Is Coming2 Other Memories Memo About the Weblog タグ
USA
English
Religion
Cultures
Books
My Family
Japan
JOCV
Movie/TV
ESOL/ESL
Bangladesh
Spanish
Dreams
Europe
Travels
CD/Music
Vietnam
India
Thailand
Australia
最新のトラックバック
以前の記事
検索
その他のジャンル
ブログパーツ
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
2007年 05月 18日
ずっと聞いていた"Winnie-the-Pooh"(Written by A.A. Milne)の朗読CD(Performed by Peter Dennis, Published by Blackstone Audio, Inc.)を"The Voice of Poet: W.H. Auden"(Published by Random House Audio)に換えると娘が嬉しそうな顔をした。
有名な詩人とはいえ、俳優でも声優でもないという意味では一般人と言ってもいいこのおじさんの声のどこがいいんだろう。まさか、このCDで朗読される詩そのものを楽しんでいるんじゃないだろうね。 まさかね。 このCDを買ってから家で何度もかけているが私にはまだ何と言っているのかすらろくにわからない。あまりのわからなさ加減に自分が何故このCDを買ったのかたびたび疑問に思ったほどである。 だいいち、私は日本語でさえオーデンの詩をこれまで一度も読んだことがないのだ。『私の二十世紀書店』(長田弘著、みすず書房刊)という本でオーデンが紹介されていたのを読んで興味を持っただけだ。 それでも、最近ようやく単語が聴き取れるようになってきて、聴き取ったわずかな単語が少しずつ文章になりつつある。嬉しいことだが、詩として楽しめるようになるのはまだまだ先のこと。道のりは長く、ひょっとしたら一生そこまでたどり着けないかもしれない。 まさかね、と思いつつ、娘が詩を理解しているのでは?と思った時、私の心をよぎった感情は嬉しさではなかった。 それは娘に追い越されてしまったかもしれない(いや、今はたとえそうでなくても、いずれこの先追い越されてしまうのだ)という焦りと、そういう早熟さはえてして人を壊してしまうものだという心配だった。 しかし詩の朗読が始まった瞬間に、娘が喜んでいたのはおじさんの声でもおじさんの書いた詩でもないということが判明した。 詩の朗読が始まる前に導入部分としてチェンバロ(=ハープシコード)で演奏されたバロック音楽(の一部)が使用されている。娘が好きなのはそこなのだ。 そして、一連の詩の朗読が終わって同じような音楽が流れ始めると、それまでおじさんには全くの無関心だった娘がまた体全体を左右に揺らしながら踊り始めた。 いろいろな意味でほっとした。 ハイチェアに座って食事しているような時でも音楽が始まるとそれに合わせて首を大きく左右に振っている。
by liyehuku
| 2007-05-18 06:19
| DD&DS
|
Comments(0)
|
ファン申請 |
||