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2007年 06月 20日
とあるプレイグループに先週から行っている。
そのグループに誘ってもらったり別のプレイグループにも声をかけられたりして、何となく気が付いたのは、就学前(米国では幼稚園に上がる前、ということになる)の子どもを持つ同じような年齢のお母さんでも、地元の人(特にメキシコ系の人)はあまりプレイグループに参加しないらしい、ということだ。 そういう人たちはそういう人たちでプレイグループをやっている可能性もあるが、家族や親戚が身近にいるし、友人関係も確立している分、プレイグループという形に発展しにくいのかもしれない。「働きに出るかどうか?」という場合も、地元の人の方が仕事が見つかりやすいのかもしれない。(エルパソで仕事を探すにはスペイン語ができないと難しいという話も聞いたことがある。)働きに出ていればプレイグループは関係ない。 先週から行っているプレイグループは他州から越してきてエルパソ在住歴数ヶ月~数年というお母さん(とその子ども)で構成されているようだ。 昨日の朝、プレイグループに参加するために車で家を出て、近所の学校の前を通りかかった時、車の先に小さな生き物がいるのがちらっと見えた。 道を挟んで学校の前には空き地があって砂漠の砂地そのままの状態になっている。そこからスズメくらいの大きさの、でもずいぶん薄い色の小鳥がぴょこぴょこ出てきた。飛び立つ気配を見せないので、ブレーキをかけようかと思った時、小鳥はまたぴょこぴょこ空き地の方へ戻っていく。 通りすがりに見たらそれは鳥ではなかった。 小さなサルのような、または痩せこけた小さな人のような、頭ばかりがやけに大きいので宇宙人のようにも見える動物がそこにはいた。しかも1匹ではなかった。 体毛の色が砂と保護色になってわかりにくかっったが2~4匹くらいはいたようだ。 プレーリードッグだろうか?(参照) しかしプレーリードッグのあのふっくらとした体つきとは似ても似つかない姿だった。むしろミーアキャットによく似ている。 後でネットで調べたらそっくりの写真が見つかった(参照)。 参照先のページの下の方に"Meerkat gallery"というのがあり、その19番目の写真がそうなのだが、私の見たものは大きさも体型もこれにそっくりだった。ミーアキャットにすればまだほんの子どもらしい。 しかしこのミーアキャット、そもそもアフリカ南部の砂漠に住む動物なのだそうだ。 砂漠に住む、とか、昆虫・トカゲ・サソリ・鳥の卵を食べる(参照)という特徴から考えると、この辺りで野生化して暮らすことはそれほど難しくないと思うのだが、もしそうだとしてもいったいどういう経緯で入ってきたのかよくわからない。 ここからそれほど遠くないニューメキシコ州のホワイトサンズ辺りの人気のない砂漠では、もともと狩猟の獲物にする目的で持ち込まれたアフリカ原産のオリックスが繁殖して、地域の生態系に深刻な影響を及ぼしているらしい(ホワイトサンズの観光パンフレットより)。 しかしミーアキャットを狩猟の獲物にするとはちょっと考えにくい。 日本ではペットとして飼っている人もいるようで、ということは米国でもペットとして飼っている人がいて、そこから逃げたか捨てられたかしたのだろうか。(もちろん、メキシコ側でペットとして飼っている人がいて・・・・・・という可能性もある。) 追記(2007年9月15日): 私が見たのはただのGopher(地ネズミ、ホリネズミ)ではないかという気がしてきた。 テネシーにいた時、ガーデニングを趣味にしていた知り合いが「Gopherの被害にあって・・・・・・」と言っているのを聞いたことはある。 自分では見たことがなかった。ひょっとしてあれがそうなのか。
by liyehuku
| 2007-06-20 06:00
| Nature
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