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2007年 06月 29日
小さな子どもを連れて台湾まで何度か里帰りしたことがある人に、長時間の飛行機移動を乗り切るコツを電話で尋ねてみた。
「うちの子(ちなみに女の子)はあまりおもちゃに興味がなくて、塗り絵もあんまりしないし、結局絵本が一番よかったみたい」 繰り返し読んでも子どもは全然飽きないし2~3冊あれば十分とか。 機内誌の写真で、 「あ、猫がいるねえ」 「他にもいるかな?探してみようか?どこにいるかな?」 「あっ、ここにもいたねえ」 というのも子どもには楽しいものらしい。 しかし、彼女のアドバイスの大半は具体的なコツではなく、どういう心構えで臨むべきかということであった。そしてその「心構え」の基本精神は"Take it easy"なので、正確には「心構えなんて要らないわよ」という励ましだったのだった。 「子どもはねー、騒ぐもんだし、それもそんなに長い間続くものじゃないから大丈夫。だいたいの場合、親の取り越し苦労ってだけで子どもはけろっとしてるものよ。子どもはね、基本的には親さえそばにいればいいんだから。騒ぐのは(何か問題があるからではなくて)単に子どもだからで、それはしょうがないもの」 「飛行機のトイレは狭すぎてオムツを替えられないでしょ?添乗員に頼んで毛布を余分に借りておくといいわ。床に敷いて客席で替えればいいのよ。子ども連れなんだからしょうがないんだから」 「通路も行ったり来たり散々すると思うけど大丈夫。他の客なんてほとんどみんな眠ってしまってるんだからそんなに気にしないわよ」 「予約の時に客が小さな子供づれだってわかると、航空会社の方でも配慮してそういう客同士を近い場所に座らせることが多いの。同じくらいの年齢の子どもがいるとうまくいけば子供同士一緒に遊ぶこともあって楽よ」 彼女のアドバイスで私の不安が消えたわけではなかった。面と向かってアドバイスをもらえばもっとよかったのかもしれない。彼女は、(アドバイスの内容云々ではなく)彼女自身から活力をもらえそうな、そんな人である。 それでも私は、 "Thank you so much. It (What you've just said) made me feel easier" という言葉を自分の中からどうにかこうにか-搾り出すように-探してきて口にした。 「搾り出す」とはいっても、それほど無理して、というわけでもない。グレープフルーツをレモン絞りにかけるような調子で口に出してみると、不安が少し軽くなったような気がした。
by liyehuku
| 2007-06-29 09:06
| DD&DS
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Comments(4)
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LingRing
at 2007-06-29 11:29
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私は子供もおらんで、アドバイスもなんもできんけど、
一時帰国はうれしいぞ。会えないけど、近くに帰ってきてくれるのは、 やっぱりうれしいもんさ。 私もそうだけど、君は考えすぎさ。絶対に、スムーズに行くって。そう思い込もうぜ。
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liyehuku at 2007-06-29 13:13
そう言ってもらえると心強いです。
「なんとかなるさ」で何とか帰ろう。 >私もそうだけど、君は考えすぎさ 実は私も昔からそう思ってたんだけど、そういうとこ、お互いよく似てるよねえ。 で、考えすぎて身動き取れなさそうに見えて、いきなり新しいことに飛びこんでいっちゃうとことかも。(そんなこんなで第三者から見ると-というのはお互いに対するお互いも含めて-なかなか一筋縄ではいかない感じも。)
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ponpinn
at 2007-06-29 23:14
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私自身、「最悪の自体を予想しているとそれ以下にはならない!」というところがあり、いろいろ考えて、結局「なーんだ! たいしたことないじゃん」となるんです。
まあ、人生どうにかなるので、それよりも日本での楽しいことを想像してニコニコしていればおのずと子供もニコニコ! うーん。人生楽観主義が幸せなのかしら。
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liyehuku at 2007-06-30 23:57
うーん、どうなんでしょうね・・・・・・。
G・K・チェスタトンという人のエッセイに「悲観主義者の楽観」という話がちらっと出てきて「ああ、そうそう、私のもそう」と思いました。 (『棒大なる針小』というエッセイ集収録された『一本脚の功徳』より、「すべて悲観主義は、その目的として楽観主義を隠し持っている」)(あと彼は、『正統とは何か』に収録された『世界の旗』でもオプティミズムとペシミズムについて語っていて、読んでいてところどころ心当たりのあるような感じがします。) 悲観主義者と楽観主義者、たどる道筋は違うけど目的地(本人にはっきりとした目的意識はなくても結果的に行き着くところ)は同じだと思います。ただ、たどる道筋が違うということは、つまり、人生の楽しみ方が違うということなので、お互い全く受け付けないという事態が起きやすいかもしれません。(でも悲観主義者は悲観主義者同士でも相容れないことが結構ありますが。) 社会に出ると悲観主義者は楽観主義者に比べるとずっと肩身がせまい(出し方が難しい)のが難点でしょうか。
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