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2008年 01月 06日
4泊5日でカンクンに行ってきた。
米国で暮らし始めてから初めての海外行き。(正確には初めてではない。夫が職場へ忘れ物を取りに行くのに付き合ったり、日本から遊びにきた友人を案内したりしてフアレスに入っているからだ。でもそれはカウントしない。)(だってほら、パスポートに入出国の記録がないしね。) 滞在先のホテルはファミリーフレンドリーなFiesta Americana Condesa。託児所施設がある。 そもそもの予定ではそこに娘を預けて夫婦でのんびりするはずだったのが、行ってみて4歳以上しか預けられないことが判明。(しかも滞在中、宿泊客が子供を預けるのにそこを利用している様子はなかった。) ホテルでベビーシッターが頼めるが利用はためらわれた。今まで娘をベビーシッターに預けたことはない。 自分の家でならともかく・・・・・というより、それすらもなかなか預ける踏ん切りがつかないのに、全く見知らぬ土地でいきなり見も知らない人に預けられるわけがない。娘にひどいトラウマが残りそうな気もした。(ベビーシッターはおそらく日本語はもちろん英語も話せない。しかしスペイン語は話せるはず。) 教会のデイケアに預け始めた頃、「もうね、預けたらね、お母さんがぐずぐずしないでさっといなくなるのがいいのよ。逃げるようにさっと」というアドバイスをよくもらったが、だんだんと、 「言葉でコミュニケーションが取れるようになってきたら、逆に『お母さんは今はいなくなるけど、じきに迎えに来るからね』と子どもにきちんと言ってやった方がいいんだって。そうしないと永遠に置いていかれたと感じるらしいよ」 というアドバイスをちらほらもらうようになった。 ちょうど娘はその過渡期にいて、なかなか難しい年頃である。 休みの日、両親が家にいると娘は父親にべったりで母親である私のことは空気か何かのように思っている。(もちろん、疲れた時と夜寝るときは別。) それが旅行先では、ほぼ半々の割合で父親と母親の両方にべったりしている。 いつも家では母親が忙しくてなかなか相手にしてもらえないのが、ここでは私がのんびりしているので気兼ねしないで甘えられるからだろう。それに加えて、見知らぬ土地にいるという警戒心のためでもあるようだった。 そんな調子で「母親業お休み」の計画は現地に着いた途端にもろくも崩れ去った。「海辺でのんびり」も天候の悪化で半日に終わった。 それでも滞在は楽しくて、エルパソに帰る時は本当に憂鬱な気分がした。「ああ、1ヶ月くらいこんな生活ができたらいいのに」と切なく考えた。 米国、中南米からはもちろん、ヨーロッパからの観光客も多く、久しぶりの「米国以外の外国の空気」が開放感として感じられた。米国内にもきれいなビーチはあるかもしれないけれど、そこでは今回のカンクン滞在ほどのんびりできなかったのではないかと思う。 これからしばらく、 「ああ、一昨日の今頃はまだカンクンにいたのに」 「1ヶ月前の今頃は・・・・・・」 とカンクン旅行紀元で月日を数える日々が続きそうだ。 それまで海外のリゾート地には、「バックパッカー旅行、もしくはそれっぽい旅行でちょっと試しに寄ってみる程度、もちろん、宿泊先は安宿」以外で行ったことはなかったのだが、敷地の中で全てが事足りるようなホテルにのんびり泊まる、そういう旅行もいいもんだ、と思った。 娘はホテルの階段とエスカレーターさえ上り下りできればそれで満足なのだ。 まだまだ、目新しい、自分にとっては奇妙なことを知るより、新たに経験した物事が自分が既に知っている物事と一致することをエキサイティングだと思う年頃。(海を見てもプールを見ても噴水を見ても指差して「おーふーろーっ!!」と叫ぶ、そんな年頃。) ツアーでChichen Izza(マヤ文明の遺跡)に行ったが、頭上にそびえたつ有名な遺跡よりも自分の足元にある石ころと砂で遊ぶほうが楽しいらしい。 現地に到着したのはちょうど昼頃。まず、ガイドの説明を聞きながらざっと遺跡群を見学した。 一昨年始め以降、観光客の転落防止と遺跡の保護のために主要な遺跡に登ったり触れたりすることは禁止されている。しかし、中にはまだ観光客が登ることができる遺跡もあって、親としては「記念に是非その階段を娘に上り下りさせて写真を撮ろう」と思っていた。そもそもの予定では昼食を済ませてからまた遺跡に戻るつもりだった。 しかし、本人はホテル(Hotel Mayaland。遺跡の入り口は3つあって、そのうちの一つ)の売店の前の階段を上り下りするので十分楽しいらしい。 だいいち、再び遺跡に戻っても-仮に行きと帰りの道のりでことがスムーズに運んだとしても-肝心の本人が階段を楽しむための時間が圧倒的に足りない。抱っこすればみっしりと重く、下に下ろせばちょっと気が緩んだ隙にどこに向かって走り出すか見当もつかない娘。周りはジャングル。「やーだー」「おーろーしーてー」と娘が言うのを強引に抱きかかえれば腕をすり抜けようとして暴れ、なかなか前に進めない。 時間ぎりぎりに、泣き喚いて暴れる娘を抱えてバスまで戻る自分たちの様子をめいめいに想像して私たち夫婦は顔を見合わせた。 「ここで・・・・・・いいよね?これで十分だよね?」 「だって本人が楽しいのが一番だもんね?」 エルパソに着いた後、家に帰る車の中で夫が、 「同じメキシコでも大違いだ」 と言った。彼は毎日フアレス(米国とメキシコの国境のメキシコ側)に通勤している。 「?」 「フアレスは太っている人が多い」 と夫。 そういえば、旅先で現地の人、観光客を問わず、太っている人がいるとものすごく目立っていたのを思い出した。思い出してみれば「太った人」はアメリカにいればそんなに目立つレベルではなかったような。 「ひょっとしてあそこで見かけた太った人って十中八九アメリカ人だったんじゃ・・・・・・」 つまり、それってフアレスの人たちの食生活がアメリカ人化してるってことなんじゃないだろうか?
by liyehuku
| 2008-01-06 04:33
| Diary
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Comments(4)
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mikky
at 2008-01-06 16:13
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今年もよろしくね。
カンクン旅行行ってたんだ。 いいなあカリブ海。ブログからはさほどリゾートした感じが見受けられないが それでもやっぱりカリブ海を目の前にしたっていうのは羨ましい。 娘に成長してからあの時連れて行ったでしょって言っても記憶無いんだろうけどね。
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オシツオサレツ
at 2008-01-09 03:40
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フィエスタ!カンクンはホテルが勝負らしいですがフィエスタアメリカーナは外れが無いってね〜。(私が昔行った時はすっごい安いホテルに泊まったし)
ちなみにうちの娘は1歳4ヶ月にしてあの一番メジャーなピラミッドのてっぺんに(自ら)上りました。小さいうちはかえって怖いもの知らないからね〜。なぁんてそんなことを色々思い出しました。 よいリフレッシュになってよかったですね!
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liyehuku at 2008-01-11 10:05
mikkyさま
こちらこそ、今年もよろしく。 >リゾートした感じが見受けられない いや、実際はリゾート満喫(は言い過ぎか)しましたよ。 「(特に日本人には)旅行先でのんびりできない人が多い」という話を聞いたことがありますが、私は、 「海辺の気候のいい場所で、せいぜい貝殻を拾うとか海にちょっと浸かるとか、ホテルの部屋のベランダで本をくらいで後は何もしないでのんびり」 ということができる人間なのだということがよくわかりました。「(宝くじで高額当たるとかして)お金さえ十分あれば一生遊んで暮らしたい」といっそう心に強く思うように。 親が資産家だったら確実に食いつぶしている、ろくでもない2代目タイプです。
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liyehuku at 2008-01-11 10:08
オシツオサレツさま
うちの主人が職場のメキシコ人に宿泊先を聞かれて「フィエスタ」と答えた時も「あそこはいいよ~」と言われたとか。 評判いいですね。 うちの娘は残念ながら今回の旅行については記憶に残らないと思うので、大きくなって是非自力で行ってもらいたいものです。
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