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2008年 03月 19日
昨日、掃除の人が来た。
バイブルスタディの同じクラスの人たちが「妊娠中では家事がままならないだろう」ということで頼んでくれたのだ。 昨年、他のメンバーが出産する際にはメンバーがめいめい掃除道具を持って集まって掃除をしたのだが、 「いっそのこと誰か雇った方があなたも気が楽でしょ」 と講師。 それは正しい。 「絶対事前に掃除なんかしないでね」 と念を押される。(前回掃除に行った家ではほとんど掃除の必要なんかなかったのだった。) 私は言われたとおり家の中に手をつけなかった。 おまけにうちには小さい子どもがいるので掃除用の洗剤をほとんど置いていないし、もともと掃除機と雑巾がけ、布巾がけで全て済ませてしまうので掃除道具があまりない。 結局、掃除の人を家まで送った講師が必要になりそうなものをウォルマートまで買いに行ってくれたのだった。 雇われたのは教会のデイケアで働いている人の隣の家の女性で、3ヵ月ほど前から講師の家にも月1回くらいの頻度で掃除に行っているらしい。 先方は朝8時から午後2時までかかるつもりで来たらしいのだが、うちの家はそれほど大きくない。2階もなければ部屋数も少ないので昼前には全て終わってしまった。 うちにも月1回くらい来てもらってもいいなと思って料金を聞いたら40ドルとのこと。 バイブルスタディの講師が「月1回来てもらうようにするから」とこれからも料金を払ってくれるようなことを言っていたがさすがにそこまでしてもらうわけにはいかない。ただ掃除に来てくれた人は車を持っていないので送り迎えをどうしようかなあとは思っている。 ランチを持参した掃除の人と一緒にお昼を食べた際に話をしたことから察するに、主婦が家計の足しにと始めたばかりの仕事のようだ。 だからなのか、プロの仕事とはいいがたいところもあったが、それでも-妊娠しているいないにかかわらず-掃除が嫌いな私にしてみれば十分だった。 それに、家に靴を履いて上がる人たちの「きれい」の感覚と必ず靴を脱いで上がる習慣の人たちの「きれい」の感覚はかなり違うので、プロに頼んでも似たようなものなのかもしれない。頼んだことがないのでわからない。 例えばアメリカ人は「見た目のきれいさ」にこだわる。(私はつねづねそのこだわりようは日本人より徹底していると思っている。)そのため、ぱっと見はきれいになっていても実は「清潔」という意味ではそうでもなかったり、逆にものすごく強い洗剤を使っているので「きれい」かつ「清潔」にもなっているのだけど「でも、その洗剤って大丈夫なの?体に悪くない?」という感じだったりする。 掃除に来た人はフアレス(国境のメキシコ側)の出身なのでその辺の感覚はまた違うのかもしれない。(「メキシコ人はあまりきれい好きではない」という話を日本人から時々聞くが、それは主に「家が散らかっている」という意味のようだ。) さて、掃除が始まった時、娘は朝食を食べていたのだが、しきりに、 「そうじしてるねー」 「そうじしてもらってるねー」 を繰り返した後、周りを見回して、 「きたない、きたない」 と言った。 どうやら「うちが汚いので掃除してもらっている」と言いたいらしい。 それは当たっている。 掃除の人の後をついて回って、掃除の様子を眺めたり、自分のおもちゃを見せたりしている。テディベアを引っ張り出してきて、 "BEAR! BEAR!" と紹介していた。 夕方、私が夕食の支度をしていると、同じテディベアを抱いて指し、今度は私に、 「くま。くーま」 と言う。 ひょっとして相手によって英語と日本語を使い分けているのではないかと思う。
by liyehuku
| 2008-03-19 00:38
| DD&DS
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Comments(3)
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by
ぐり
at 2008-03-21 20:24
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以前読んだ『ニッケル・アンド・ダイムド』の著者もハウス・クリーナーの仕事を体験していて、「見た目にきれいにすることが重要で、ほんとうに清潔にすることは重視されない」会社のノウハウを非常に疑問視してました。
コストを安く抑えたうえで作業を効果的に「見せる」ための、ある意味でのテクニックではありますね。ただ、アメリカ人・メキシコ人のお掃除思想がみんなそう、というわけではないみたいです。 もしかしてそのお掃除の方もそういう会社のスタッフか、あるいは元スタッフなのでは? 日本人は異様に清潔好きですよね。 汚染恐怖症というか・・・日本人にくらべればたいていの国・地域の人は「きれい好きではない」ことになってしまいそうです。
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liyehuku at 2008-03-22 02:16
最近ちょくちょくよく考えるのは、人間誰しも「これがなければ」「こうあるべき」みたいなこだわり(その多くはその人が育った環境から培われたもの)が大小あって、或る程度はしょうがないし必要でもあるんだけど、そういうものが多ければ多いほど身軽に動けなくなる(新しい環境になじみにくくなる・暮らしていける範囲が狭くなる)ので自分としてはできるだけそういうものを少なくするように努めたいなあ・・・・・・ということです。(「清潔好き」というのもそういう「こだわり」に入りますね。)
実は娘を育てる上でもそれを(密かに)重視してます。 そしてその手段として、私自身ができるだけいろいろな人と接するように(そのことによって娘に「ああ、いろんな人がいるんだなあ」ということを知ってもらいたい)しています。 自分たちの身の回りを同じような考え方、同じようなルールで暮らしている人(母子)で固める、というやり方もあるし、子どもの安全や何かを考えるとそれはそれで理に適った方法なのですが、私自身は娘には出来る限りいろいろな人を見て(できれば本人に実際に接して)欲しいと思っています。 <続く>
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by
liyehuku at 2008-03-22 02:17
<続き>
しかしそうなると-娘は私とは別の人間なので-「ここまではOKだけどそれ以上はNG」という或る程度はっきりした基準が必要になってくるのだと思います。それはそれで難しい問題です。 頭が痛い、といえば米国では日本で捉えられているような意味では「しつけ」が重視されない傾向があります(「お行儀のよさ」とか)。(ただし別の観点から日本より重視されている「しつけ」もある。) いずれ日本に帰る身としては、そういう環境と接している娘が日本で暮らしていくのに必要なマナーコードをちゃんと身に付けられるだろうか、という不安はあります。・・・・・・まあ、これは本人が(何らかの壁にぶつかるとか、「恥ずかしい」と思えば)その都度身につけていくだろうとは思っていますが。 <終わり>
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