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2008年 07月 15日
娘が変わった。
サマーキャンプに通い始めたのがきっかけなんじゃないかと思う。 まず、遊び方が変わった。 様式化されてきたというかorganizeされてきたようだ。 例えばぬいぐるみで遊ぶ時、ストーリーというか手順を頭の組み立てて、或る程度の時間はそれに沿って作業をするようになった。これまでは気まぐれで突発的で今やっていることと次にやることの脈絡がないということが多かったのだ。(だからその分、そういった気まぐれの持つ自由さはなくなってきたとも言えるかもしれない。) サマーキャンプに参加している他の子どもたちの遊び方、クラスで何か作業をする時の進め方が反映されているのだろう。 そして、チャレンジ精神が旺盛になった。 娘は基本的に(=生来の性格としては)慎重なタイプで、これまでは「やってみようかな。どうしようかな」という場面で「とりあえずやめとく」ことが多かった。 親が「やってみたらいいのに」と勧めると余計に尻込みする。無理矢理やらせるのもおかしな話だし・・・・・・というので「こんな引っ込み思案で世の中渡っていけるのかしら」とちょっと心配しつつもしばらくは放置しておくしかなかった。(そしてどうやらその「ちょっと心配」の部分が何となく娘に伝わって彼女の不安を増加させていたようにも思える。何だかんだ言って親である私たちも少しばかり過保護すぎたのかもしれない。) 食べ物についてもずいぶんえり好みが激しかったのだ。 とにかく何が入っているか一見してわかる状態でなければ手をつけない。(特にホワイトクリーム系のものは彼女には「なんだか得体の知れないもの」として認識されているらしい。) それが「ちょっと食べてみようかな」という態度が見られるようになった。 1週間くらい前、それまでは見向きもしなかったハンバーグをぱくぱく食べたのにびっくりした。 数日前はサマーキャンプでウィンナーを2本食べたそうだ。 この週末、1週間ほど日本に出張していた父親がようやく帰ってきた。 娘はものすごいパパっ子で、父親が家にいる時はひどく甘える。 土曜日の夜、言うことを聞かない娘の腰の辺りを軽くポンとやるつもりで叩いたら、思わず手に力が入った。あまりに言うことを聞かないので私もかなり頭にきていたのだろう。 「あーん、叩いたあ!!叩いたあ!お母さん、叩いたあ」 半べそではあるが「あくまで見逃すまじ」といった風情で娘が抗議する。 「叩いたねー。ごめんねー。でもあなた今日一日お父さんの言うこともお母さんの言うこともひとっつも聞かなかったでしょ。お母さんも腹が立っちゃったんだよねえ。でも確かに叩くのはよくないねえ。腹が立っても叩いたらだめだねえ。ごめんねえ」 しぶしぶ謝った。 今朝、サマーキャンプの帰り際に先週分の授業料を払う。たまたまサマーキャンプの教師の一人が応対してくれた。 "She talks very much now. She's made a lot of progress" と彼女が言った。隣のクラスの先生だがよく面倒を見てもらっているのだ。(娘の担任の先生はいつも遅刻してくるのである。)通い始めた頃は一言も話さないので担任の先生も心配していたのだった。 "Yes. It's amazing. We must owe you much of this" と私は肯く。 支払いを済ませている間も、娘はしきりに私のかばんの中の何かをよこせと催促し、私はお金を勘定することができない。 "...SOMETIMES It annoys me, though, you know" 最近、家でも「お母さん、これは(何)?」攻撃が凄まじい。同じことを何度でも聞いてくる。 「お母さん、今、具合が悪いからゆっくり寝かせて」とか「今、ご飯の支度で忙しいから答えられません」とかどうにかして止めない限り延々続く。 「これは?」「これは?」「これは?」・・・・・・ 「それは英語ではwhaleです。日本語ではくじらって言うね」 とか、 「日本語では蝶番。英語で何て言うか知りません」 とか、 「それはね、はさみを閉じたり開いたりできるように付いているネジです」 とか、 「それは掃除機が吸い込んだゴミが通るチューブです」 とか、 「さあねえ、○○ちゃんはそれは何か知ってる?」 とか、真面目に答えることもあるが、同じ質問を繰り返されて発狂しそうな時とか状況が逼迫している時には、同じ質問に、 「お母さんは知らん!」 「それを作っている人かお店の人に聞かないとわからん!」 で済ませることもある。 おそらく娘にしてみれば「言葉でちゃんとコミュニケーションが取れてる!」という確かな実感が得られるのが、 「これは何?」 「それは○○です」 という形の会話なのだろう。 でも今日は少し進展があった。 帰宅後、昼食を食べながら娘が、 「学校、寒かった」 と報告する。学校のことを、それも自分から話すのは初めてのことだ。例えそれが室温の寒暖のことだったとしても。 「学校寒かったの?」と聞き返すと肯く。 「学校の外?中?中が寒かったの?」 と聞くとまた肯いた。 「じゃあ、明日は長いズボン履いていく?」 また肯く。今日は短パンだったのだ。 「寒かった」をどういうつもりで使っているのか今ひとつよくわからない。「中が寒かったの?」以降の会話はとりあえず肯いているだけのようにも見える。 試しに明日は長ズボンを履かせてみようと思う。
by liyehuku
| 2008-07-15 06:23
| DD&DS
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